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episode:28 私達

今回は割とほのぼのしています。

…私の背中が治った頃


 episode:28 私達


 ブラウさんは大分私達に打ち解けたようだった。まずは、私の代わりに見張りをしていたコウヤさん。初めは警戒をしていましたが、一緒にいるうちに仲良しになっていました。クラウスさんが言うには波長が合うんだろうとのこと。

ミレーヌさんは初めからブラウさんには私達とは変わらずに接しており、何だか姉弟のようだった。

リチャード君は相変わらず警戒しており、あまり仲良くなろうとはしておらずレティさんは心配していました。…何でも、もし戦闘になれば上手く連携がとれなくなるかもしれないと。

アルさんはどちらかと言うと、ブラウさんには対して警戒はしてないとのことで私達とは変わりなく、クラウスさんは少し警戒はしていますが、ブラウさんと話すと何故だかクラウスさんから激しい突っ込みがブラウさんに向かっていきます。こちらは兄弟みたいです。

レティさんはときどきブラウさんとシミュレーターで対戦してます。結果はレティさんの方が勝つことが多いとか。普通にしてても世間話をします。

…私はと言うと、寝るときやお風呂やトイレ以外はずっと一緒にいるため、自然と仲良くなったと思います。稀にブラウさんから質問を受けたりします。私からもブラウさんに話したりをするため、いつの間にか良く二人でいるようになりました。そして今、私達は甲板にいるのですが…

「きゃっ………!!」

「俺の勝ちだな。」

と、今は勝ち抜きの対人戦闘をしていました。因みに一戦目で私は負けました…。…相変わらずブルー レジスタンス最弱です。皆さんは前よりは大分強くなったと言ってくれますが…いずれは…!それにしても、ブラウさん強いです。今はミレーヌさんとコウヤさん、リチャード君とレティさん、アルさんとクラウスさんがやっています。あ、レティさんが今勝ちました。後はコウヤさんとアルさんです。

ここからはレティさんとアルさんがブラウさんとコウヤさんが対戦しています。私達は見学していました不意にクラウスさんが私に声を掛けてくれ、

「にしてもあいつ、やっぱ素人じゃねぇな。模擬戦とはいえ、的確に相手の急所を狙ってきやがったし。」

「そうですよね、なんか手慣れた感じがしましたし。」

「……ふんっ……どうせどこかで実戦してたんだろうよ……俺達の知らないところでな…」

ミレーヌさんはクラウスさんの言葉に同調し、リチャード君はやっぱり仲が良くないのか、ブラウさんを見ると睨んで向こうを向いてしまいました。ミレーヌさんが窘めますが、リチャード君は聞いてないのかいるのか目を瞑ったままでした。クラウスさんはやれやれと肩を竦ませて、勝ったコウヤさんとアルさんの戦いを見ていました。その日はやっぱりアルさんの勝利でした。…アルさん、強すぎます。

アルさん、レジスタンス内では強いです。決して大人げないとかではなくいずれ自分より強い奴が現れることも想定に入れて、やっています。因みに強さの順ではアル、レティ、クラウス、コウヤ、ブラウ、ミレーヌ、リチャード、シズクと言う順です。それでは。

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