episode:07 彼女について
ブラウさんその2
…それは、鮮烈な出会いだった
episode:07 彼女について
その後は、五角形が全滅してしまい自分は帰還をするのみだったが…数日後、船の上でのんびりしていると上層部から通信が入り
なんと、次の任務でスパイとして潜り込むとので、自分はそれに了解すると、まずはヴァッサーを戦艦の死角になっているところに置き、暫くは様子を見た…。そして、自分は適当なところで寝そべっていたら、足音が聞こえ…それが近づいてくると、
ー…少し離れた場所に、俺より見た目が少し年が離れている黒い髪を肩まで伸ばした右の髪に水色の髪飾りを付けた黒い目の少女がいた…ー
その後は、彼女からの質問を答え、彼女は首に下げた通信機を口に当て、恐らくは仲間に連絡をしているだろう事は想像できた。その後彼女についてくるように言われ少しずつ歩くとちょっとしたハプニングがあったが彼女が何でもないなら何でもないのだろう。そして、彼女がある場所に着くと、無人島で起こったことを話した。少し顔が曇っていたが、立ち上がり促そうと前をみる前に俺は彼女の後ろにいる黒い機体に気づくと彼女の周りの空気が変わり、機体が彼女を捕まえようとしたところで手を引っ張り、逃げた。
ー…聴くところによると彼女の友人は自分の所にも要注意とされている、あのシュバルツ・レイヴンに浚われたとのことだった…ー
その後、あの機体はいきなり木を投げてきたため
彼女と離れてしまい彼女は弾みで木に背をぶつけてしまった。彼女の元に駆けつけ、急いで起こそうとしたが、彼女は自分が立てないことを悟り、俺に逃げるように…
ー…優しく、暖かな笑みで逃げてと言ったのだ…ー
俺は、彼女から離れると全力で走った…そして、
ヴァッサーを取りに、急いで置いてあるところまで戻ったのだった。
後一話続きます




