表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/220

episode:21 予期せぬ事態

シズクさん、再びピンチの巻

…何が起こったんだろう


  episode:21 予期せぬ事態


そのまま、手は私に迫ってきた…が…

「え…?」

何故か、鋼の死神は何かに攻撃されたのか、私に伸ばされた手を攻撃された背後に回すと、その何かが見えたそれは……


ー…青い、まるで深い海のような機体だった…ー


その機体は見た目は雪桜と同じ、鋼の死神と比べると少し小さめだが手には自分の背と槍のような武器を持ち、頭部は、後ろに角のような物が一つ付いていて顔は少し人で言う顎の部分が尖って後は目が藍色で、全体的に少しがっしりした、見たことのない機体だった…。私はまだ背中が痛くて立てない状態であり、顔を上げてその機体を見た。


「なんだぁ?てめぇ…邪魔…してんじゃねぇよ!!この野郎が!?」

ルエストはそう言うと鎌をその機体に振り上げたがその機体は槍で受け止めると……


  思いっきり私がいる方向とは別方向に吹き飛ばし、吹き飛ばした後その槍の先端からなんと、アサルトライフルのように発射させた。そして、何かを取り出した後、それをルエストの方角に投げる。途端…ルエストのいる方向が爆発と砂煙に包まれた。私はポカンと見ていると、その青い機体からなんと、

ー…ブラウさんが、コックピットから出てきた…ー


「無事か?」

私はうんうんと頷くとやっと体を起こせたが、何故か歩けなかった。足が捻挫していたのである。それを見たブラウさんは再度青い機体に搭乗すると私を機体の手でそっと持ち上げてコックピットの中に入れてくれた。中は、私が乗っている雪桜と同じ感じだが違うのはコックピットが少し狭く、何とか二人分入れるぐらいの大きさだった。私は捻挫した足を少し浮かせ、ブラウさんを見た。ブラウさんは攻撃した方向を真剣に見ていた。そして、ルエストの周りが晴れてきたと同時にルエストはブラウさんの所に今度は、ナイフを持って仕掛けてきたがブラウさんはそれを槍で受けとめるとまた横に薙はらい、今度は何とブラウさんはハンドガンを二丁取り出し、そのまま、撃ちながらなんと格闘戦に持ち込んだ!

「…ちっ…てめぇ…素人じゃねぇな?」

「さぁな。何分、自分の名前とこの機体が教えてくれた名前しか分からないんでな。」

そしてルエストの頭部を蹴り上げ、両方のハンドガンを打ち続けた。明らかにルエストをブラウさんが押している。しかし、ルエストの様子が少し可笑しい。そして何と!

ー…バーニング、起動…爆発まで後五分…ー

…と鋼の死神からそんなアナウンスが流れた…。

謎の青い機体の名前、出せなかった…そして自爆装置起動。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ