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episode:19 まさかの…

今回はあの場所にいます

…何でいるんですか… 


 episode:19 まさかの…


大分、自分の気持ちが落ち着いたところで私はブラウさんを見た。彼は私から少し離れ、森の木々を見ていた。うん。さっきみたくはならない。私はそれに安心して息をそっとはいた。私は先程戦艦に彼の事を伝えると、遭難者の可能性があるから連れてくるように言われた。


 ー…無人島には、偶に遭難者が流れ着くことがあり、そうした場合はすぐに教官か戦艦に伝えることが義務づけられてる…。もし、破れば厳しい罰則が架せられる。…ー


因みに今の私は戦艦と通信出来るように胸にペンダントのように吊る下げられてる白くて丸い通信機がある。コレは私の機体の色とお揃いで真ん中の桜色はボタンでこれを押すと連絡がとれる優れもの。皆機体の色とお揃いだ。


しばらく歩いていると私は、ふと目の前の焼け焦げた、何かに気付いた。


ー…そこは、私達が暮らしていたテントの成れの果てだった…ー

私は立ち止まり、思わずテントのあった場所に屈んだ…。ブラウさんは私の変化に気付くと不思議に思ったのか、声をかけた。

「そこには、何かあったのか?」

私は頷くと、自分の使っている髪留めを見せるとここであったことを話した…


ー…名前は出さなかったけどユエちゃんの事やジョン君の事、それから自分ともう一人の子が逃げ切れたこと、鋼の死神について…ー


暫くは沈黙が続き、私は立ち上がりブラウさんをみようとすると…ブラウさんは私ではなく、別の場所を見ており、私は不思議に思うと…


 「よう、少女?久しぶりだな?一か月以上ぶりか?」

その、忘れもしないこの声は…


   「…ルエスト…シュバルツ…」

あの日の死神が森をかき分けて、姿を表した…

久しぶりの死神の登場、ルエスト。

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