episode:168 移動要塞
今回は、要塞!
…一足先に、本拠地に着くと…
episode:168 移動要塞
そこには、既に倒れ伏している何体かがありました。そして、その目の前にいるのは……
「コウヤさん!」
ちょうど、先に着いていた敵機を斬り伏せた刀を下ろしたコウヤさんがいました。
「…シズクか…丁度、此方は何体か倒した」
そして、新たに私達が来たことに驚いた敵機が槍を構えて私達に向かって来ました。
数はちょうど三対三。ヒューマンタイプになったリチャード君と、私で1対1で応戦しました。
敵は、私にその長い槍先で誘うとしますが、私はその手にハルバートで払いのけて、落とします。そして、その場で相手がナイフを取り出す前に足で蹴り、そしてハルバートを思いっきり叩き付けて動かせないようにしました。
ほかの二人も、同じように刀で斬り、銃剣で着いた後に引き抜いて身動きがとれないように両手足を撃ち込みました。
「…軍の人が、逃げていく残党を殲滅してるみたいだ」
「支部の方も此方に向かいながら残党を捕まえてるな」
二人の会話に、やはり逃げるために様々な場所にいたみたいです。
だけど、それも私達がどこもかしこも挟んでいるから逃げ切ることは出来ない……そして、
「……アルさんが、裏手で首謀者を見つけたみたいだ…シズクはここでクラウスさん達と軍の人達が来るまで待機、俺とリチャードで援護に行って来る」
首謀者の周りには、どうやら周りに此方よりも多めにいたらしく…これも予測していましたが、表はカモフラージュの為に…それも囮のために…置き去りにするようでした……
少し、その事に複雑気持ちで私は、通信で答えてその場で警戒しながら待機していました。二人はすぐに、アルさんの所へ向かいました
コウヤさんと一緒にいた支部の人は別の場所で戦闘、その内の何人かもアルさんの元に行くと伝えられました。
本拠地は、とても広く…まるで、一つの街のようでした…
ー…良く、こんな大きな物を隠せたなぁ…ー
私は、素直に感心していました……。
その時、雪桜から…けたたましく、アラームが鳴りました。
「なに?!」
ー…警告、警告…此方に機体が接近…ー
その、警告に私は再び自分の武器を構えて…いつでも応戦が出来る態勢を整えました……そして、
それが、現れました……
と言うわけで、シズクの目の前に現れたのは…?
それでは




