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episode:162 あれからの事

今回、暗いです…

…その後、私は…


episode:162 あれからの事


 ミレーヌさんの腕の中で気絶した後に、また目が覚めて心配したファリンさんから、あの後の事を聞いた。


 あの後、ムルマンスク以外にもいたミチエーリ・ヴォーグルは、全員ロシア支部軍によって、捕まえられたと…


 そして、全ての保守派は今回都市を占拠したこと、市民を危険にさらしたことによって、ミチエーリ・ヴォーグルと共に、人類統率本部で 厳重に裁かれるらしい。


 人類統率軍が今回対処に遅れてしまったのは、誰かが情報操作を行っていた。そして、その人は部屋の中で自殺をした。


 そこまで聞いて、ファリンさんからはズーリン大統領は彼処にいた人とはまた別の場所で監禁されていた所を発見したロシア軍に保護されたと聞いて、私はホッとしました。


 そして、私達無国籍のお陰で上手く事が運べたことに感謝していると大統領や支部の人、軍の偉い方が艦長に何度にも何度もお礼を述べていたと聞いて、少し私が笑うとファリンさんも顔を軟らかくしてくれた。


 コスタヤさんは、これから穏健派と革新派で新たにロシアを良い方向に変えていくことを言っていた。


 ファリンさんは話し終えると私の頭を撫でて、その場を後にした。


 私は、事態が良い方向に行けたことに純粋に良かったと思った後に……


 不意にもう、枯れてしまったと思った涙が、頬を伝って流れていった。そして、その涙をそのままにして、彼のことを…思った…。


「…どうして、裏切ったの…?ねぇ…ブラウ君…分からないよ…なんで…」


 

ロシア側の事態は解決いたしましたが…シズクの、心は……

それでは

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