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episode:160 悲しみの別れ

前回の続きです。

…私は、振り上げた武器を受け止めた…


 episode:160 悲しみの別れ


「ブラウ君!!ねぇ、どうしてっ…!」

「……」


 私が、ハルバートでブラウ君のライフルランサーを受け止めていた…だけど、彼は彼はそれに構わずに私に対する攻撃を緩めない…私は、どうしようもなくて防戦一方になる……


「…ブラウ君、なんで攻撃してくるの…その人は誰なの……」

「………」


 彼は、無言を貫いている…私は、何も答えてくれない事に苛立って、


「…答えて!!ブラウ君!!」


 その声と同時にブラウ君の武器を弾くようにハルバートで弾き返した。そして、距離が大分離れた時に、彼は私に今までのことを語り出した…。


「……俺は、今までずっと…ブルー・レジスタンスで、スパイをしていた…そして今回、組織からその任務を終えて落ち合うように言われた…」


 その言葉が、私には分かるに分からないように頭が拒否する…だけど、ブラウ君は私に向かって武器を構えつつ、話し続けて…


「俺は、初めてあった時から……スパイとして、裏切っていたんだ……」


 その声には、抑制はなく淡々とした声で話していた…。私は今度こそ、言葉を失ってハルバートを構えることを忘れて立ち尽くしていた…。


 その、隙を逃さなかったブラウ君に間合いを詰められ、私の雪桜は倒れた。私は起きあがろうと動かすと、ブラウ君のライフルランサーが私のコクピット辺りに突き付けられ…そして、



「……さようなら、シズク…」


 そして、ブラウ君は私の雪桜に向かって、武器を振り上げて…その武器の衝撃を受けた私は、そのまま意識を手放した。



「……ごめん…シズク……」



 意識を手放す前に、悲しいような声を聞いた気がした……。


 そして、気が付いたときには雨が激しく打ち付ける夜中まで私は眠りについていた……。

そして、シズクには辛い展開が来ました…(´・ω・`)

そして、ブラウ君はお分かりでしょうが裏切りました…。

それでは

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