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episode:159 rain day

今回、衝撃の展開が…

…私は、ブラウ君に速く逢いたくて走らせた…


episode:159 rain day


 もうすぐで、ブラウ君がいる場所に着くことに頭の中で沢山考えていた…


ー…もうすぐ、ブラウ君に逢える…まずは、あの時の事をしっかり謝って、それから……ー


 私は、一秒でも速く着けるように慣れ親しんだ雪桜を走らせる…


ー…それから、ブラウ君に許して貰えたら今日は一緒に食事しようかな?…ー


 そう、考えていると私はブラウ君がいるである場所に近付いてきた。そして、ヴァッサーが見えてくると……


「ブラウ君、迎えに来たよ!」

「………シズク?」


 ブラウ君の声は、私が来ることを予想していなかったような声で違和感を感じたけれどそれを敢えて気にせずに……思えばこの時に気が付いていれば、何かが変わったのかもしれなかった…


「あのねっ!雨も降ってきたし、みんな待ってるから帰ろう?」

「……………」

「……ブラウ君、ごめんね…あの時、私ブラウ君に……」

「…いいんだ……もう……」

「……でも…」

「……いいんだ…本当に……」

「……ブラウ君…?どうしたの……」


 いつもと違う、ブラウ君に私は明確に可笑しいことに気がついて話をかけると…




「おい、C-03…予定とは大分違うが…イレギュラーがいるが……」


 聞いたことのない、声に振り向くとそこには…


ヴァッサーと似ている、だけど色は赤く私はその姿に驚愕した……。そして、

「……何にせよ、イレギュラーは排除する…」


 相手が、私に向かってヴァッサーと同じライフルランサーを構えた…だけど、そこにブラウ君の声がした。


「……いや、イレギュラーは俺に任せて欲しい……」


 そう言って、私に向かって対峙する形で武器を構えた……。


「……ねぇ…どうして、武器を私に向かって構えてるの…」

「…………」


 突然のことに、私は信じられない気持ちで彼を見た。だけど、彼は何も言わずに私に……



ー…武器を、振り上げてきた。


 降り出した、雨が強く強く、なった気がした…

今回のタイトルはそのままの意味です…。とりあえず、この展開は前から予定していました…


それでは…

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