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episode:157 二人

今回、ピンチなミレーヌさん

…私は彼女の元に向かおうとしました…


 episode:157 二人


 雪桜を全力で走らせようと、思いっきり力を入れた…次の瞬間……


目の前に、信じられない出来事が起こりました…


 なんと、ミレーヌさんを助けたのは…見覚えのある、夕焼けのような燈色をした機体、そして…


「…ミレーヌ…無事か…?」

「…クラウス…さん?」

「良かった、無事みたいだな…」


 聞き覚えのある、優しい声のする人…クラウスさんが、ミレーヌさんをホークの手のひらに乗せていた…。だけど、私は此処で疑問が上がった…


「…どうして、クラウスさんが…此処からいた場所まで時間が掛かるはずなのに…」

「ま、早い話、お前等が少してこずっている様子だって艦長に聞いたんだよ…それで、奇襲した後に主犯格を支部の連中に渡して、後を任せるように指示を受けて助っ人に来てみたんだが…何とか間に合って良かったが…まさか、こんな目に合わせられてたのか…」


 最後の言葉は、厳しさと冷たさが含まれていた気がしました。そして、クラウスさんはミレーヌさんをコクピットに乗せると、固まったままだった近くの機体にほぼ距離なしの銃撃を食らわせた…


「さて、好き勝手やられた分は返させてもらうからなっ!」


 そして、その言葉が合図となったのか残りの機体がクラウスさんに向かって撃とうとしたところに、


「余所見注意ってな!!」


 そういって人質をとっていた機体に向かって誰かが一線、斬り込み機体が耐えきれず倒れそうになるのを掴んで後ろに投げるのを見るとそこにいたのは、


「リチャード君!?」

「よ!久しぶりだな!シズク!」


 リチャード君が銃剣を機体の肩に掛けて私達に向かってまるで久しぶりに会うかのように挨拶をした…。


 そして、私達は見事に立場をひっくり返したのでした…

 

と言うわけで、ヒーローは遅れてやってきたクラウスさん!ミレーヌさんは間一髪で助かりました!そして、リチャードきたー! 


それでは

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