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episode:156 人質

今回は、最悪の状況の中の話

…目の前には5機の、機体…


 episode:156 人質


 ライフルを向けているのは、建物の後ろにいる一機で後の機体は私達にライフルを向けられていた。そして、相手はオープン通信で私達に言った。


「さて…形勢逆転だ!大人しく、機体から降りて投降しな!じゃねーと……」

「ひっ……!」

「ちっ…外道がっ…!」


 相手は、銃口を一人に向かって撃とうとしているのが分かりました…だけど、私達は上手く動けません…。


「…艦長、私達が投降したら、人質は解放されるんですか?」


 私は艦長に聞いてみました。しかし、艦長からはいつもよりも厳しい声で返ってきます。


「…いや、恐らく…相手は筋が通らない連中ばかりだ…投降したところで、その人質は皆殺しにされる可能性が高い…」


 その言葉は、私達に奥歯をキツく噛みしめた…


「…おい…速くしろよ?…それとも貴様等は、民間人を見殺しにするのか?」


 相手が、一人の人に銃口を当てるのを見て、私は焦りました……。


「…けっ…つまんねーの…さて、最初に殺されるのがお前か…運が悪かったなぁ…あぁ可哀想だ!可哀想に!恨むなら、助けそびれたあの連中を恨んでくれよ?」

「…やめっ…!」


 相手が、人質の一人を殺すために引き金を弾く寸前、


「だめっ……!やめなさい!!」


 ミレーヌさんが、相手に体当たりして僅かに銃身をずらした。そして、人質のそばで銃声が響く音が聞こえた……。


 幸いにも、ミレーヌさんは何とか人質を守ったけれどその行動に腹を立てた、男はミレーヌさんを………

「このっ……クソアマァ!!」

「きゃっ……!」


 建物上から、力任せに腕を凪いで、突き落としました……。


「ミレーヌさん!!」


 そして、ミレーヌさんはそのまま、高い所から落下していきました……

と言うわけで、ミレーヌさんのこの後の行方は?!因みに、人質が撃たれるシーンですが、シズク達からしてみたら突然の事で動けずミレーヌさんが落とされるシーンでは、この間がかなり唐突に起こったために反応するのが遅れたという事です…

と言うか、第二章はミレーヌさんが大変な目にあいすぎな気が…すまん、ミレーヌさん…


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