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episode:155 憤怒

今回は、二人の様子です

…私は、余りのことに言葉を失った……


 episode:155 憤怒


 ー…うそ…どうして…二人が…それに、彼処にいる人達は…ー


 私は、思考が止まりそうになりました。しかし、相手は私に通信越しから話をかけてきた…


「さて、貴様はあの中にいる女の仲間だな…まさか、鼠が入り込んでるとは思わなかったが…どうやって入ったんだか…」


 私は、男性の話に耳を傾けながら先程この、通信を他の皆さんに聞こえるように機体から回線を開けました。私は、相手に向かって…


「…貴方達が、奪った通信の人は…どうされたんですか?」


 相手はそんな私の声を聞いて、鼻で笑うと…


「…あぁ…まさか、抵抗するとは思わなくてな…思わず、バァンってやったら……ハハハ!大人しくなったんだよ!?隣の女もその女を人質にしたら、動きを止めたところを思いっきり殴って気絶させたんだよ……にしても、中々良い女二人だなぁ……?」


 私は、頭の中が一瞬で真っ白になった後目の前がまるで火のように燃え盛るように熱くなった。そして、お腹の中はそれに答えるように沸騰したようになる感じを味わった……


 相手が、私を挑発しているのは分かっていた…だけど、私の大切な仲間の二人が彼らに害されたと知って操縦桿を壊すんじゃないかというくらい握りしめた。だけど、私の様子に気が付いたのか、話を掛けられた。


「…シズク、落ち着け…挑発に乗るな。」


 私は、アルさんの冷静な声に我に返ると今度は、コウヤさんから、


「…相手の思惑通りになるな…」


 二人の、言葉を怒りで一色になった私は口から空気を取り込んで、無理矢理落ち着かせた。そして、前を見据えて二人にお礼を言った…


 そうだ、レティさんは生きてる…だって、目の前のミレーヌさんがしっかりと抱き締めていてくれてる…ミレーヌさんも、殴られた所が幸いにも命に関わるところじゃないはず…


 私は、頭が冷静になっていくのを感じながら、二人を救い出すために、もう、既に相手からの通信が無いことを確認して考えた…

と言うことで二人の状態はこんな感じです。ミレーヌさんは頭を殴られて気絶させられ、レティさんはその前に撃たれました。


さて、二人の救出はいかに?それでは

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