episode:152 私の作戦
今回は、打開編。因みに、今回は途中で視点が変わっています。
…そして、それを提案すると…
episode:152 私の作戦
二人は、最初はかなり通信越しでやっぱり、危険があると言っていましたが、今のところ、これが最良なのが分かりました。…先程の敵は、いつの間にか、増えていましたが…何機か、ブラウ君達の所に行ったのか、数が減っているのが分かります。…そして、私達は、先程の作戦通りに動きました…。
………………………………………………………………………………………………
「…あぁ?やっと一匹出てきたか……さて、お前は、どれくらい楽しませてくれんだ?」
「……」
そして、その、自分達組織と同じ、真っ白な機体…雪桜が、現れた、雪桜に向かって、ガトリングガンを向けて撃ち込んだ…しかし、雪桜はそれを避けずに…そのまま、受け止めるかのように、立ち止まり、ガトリングの乱射する、煙に巻き込まれて見えなくなった…それを見た、男は機体の中で、大層残念がった…
「…ちっ…つまんねぇな…諦めて的になりやがったのかよ…あーあ…退屈しのぎにも、なんねーよ…」
男は、一旦、熱くなったガトリングの熱を冷ますために、構えを解いた…そして、傍にいた部下に一応、様子を見に行くように伝えた後、男は退屈そうに、 頬杖をついて……しかし、様子がおかしいことに気がついた…そして、自分の目の前に起こった事態に目を見開いた…
「……な……マジかよ……」
雪桜は、無傷同然だった……だが、男が驚いたのはそれではない…雪桜の目の前にある、モノに驚いたのだ…それは、先程の目の前の機体にはなかった、ある物に……男は、それを見て、思わず…
「…コイツ……俺達の機体を盾に使いやがった…」
そして、男はそれを見てニヤリと笑うと、再び、ガトリングガンを構えたが……
その、雪桜の居た場所から、一機が……氷雨が飛び出し、次々と刀で斬り伏せていく…雪桜も、それに加勢するように…お互いを守るような形で此方に迫ってくるが、男はそれに対してまるで、子供のようにはしゃぐように、ガトリングガンを向けた…が、男は失念していた…何故なら、
直ぐ其処に、けして、見落としてはいけないもう一機………ライオンがいたからだ…
「……え…」
そして、ライオンは男の懐に入り、その名の通り…相手の頭部を切り落とし、肩部についたガトリングガンをも切り落とし……落とされた、物はそのまま…音をたてて地に伏した……。男は、その衝撃で、頭を打ち気を失った……
………………………………………………………………………………………………
相手が倒れるのを見た、私達は既に倒したばかりの機体と、ガトリングを持っていた機体に目を向けると…
「…これで、何とか道が開けたな…」
アルさんの、呟きに私達は頷きました…。そして、その先にある、まだ残っている敵に向かって私達は、向かって行きました…
と言うわけで、今回は視点を変えてみましたが、楽しかったです。また、やってみたいと思いました…(*´∀`*)
そして、今回の作戦…その概要はまた次回!
それでは!




