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episode:149 作戦前の情報

今回、割と複雑な話です。

…そもそも、何故彼等が占拠出来たのでしょうか?


 episode:149 作戦前の情報


 答えは簡単でした。彼等は私達よりこの地理に関してはかなり有利なんです。だからこそ、其処を突かれました。あの時のミチエーリ・ヴォーグルは一回目は様子見、二回目はワザと吹雪の直前まで戦っていたと。そして、極めつけはノリリスクでの戦闘。これが決定的になりました。


 つまり、ラーニョ・ベレーノとミチエーリ・ヴォーグルは手を組んでいたんです。そのせいで、私達が予定が遅れてしまい、占拠を許してしまったんです。それを知ったのが、軍の工作員の方が情報を掴み、数日前に教えてくれました。そして、この中で疑問が一つ。


ー…何故、軍も…それどころか支部も動けなかったのか…ー


 流石に今回は支部軍もそのままにしておけません、ですが、どうやら、ロシア支部軍にも保守派の工作員がいたらしく偽の情報を掴まされてしまい、今彼等はラーニョ・ベレーノと交戦していると言っていました。その工作員は今は捕らえられたらしいのですが、ラーニョ・ベレーノの数が多く援護に行くことが出来なくなってしまったとのことです。しかし、ロシア軍の方が今回裏で私達に協力を申し出てくれました。

 

 それが今回のミレーヌさん達の潜入の手助けでした。…その事を聞いたのは艦長からこの作戦を言った後に直ぐに軍の方が裏でこっそりと手配してくれ今回のような作戦になりました。

 しかし、そうするとロシア軍の方が協力していると分かれば危険が及びます。ですが彼等はどうやら、ロシア軍上層部の人に掛け合い、今回、小規模ではありますがこうして協力をしてくたのです。


ー…自分達の国だから自分達が出来ることをしたい…ー


 そう言って私達と今行動を共にしてくれています。


 そして、私達は戦艦から離れ、黒いマントを羽織ったままようやく作戦を始めることが出来ました。

今回はこの話をどうしても入れないといけなかったために戦闘を持ち越してしまいました。…にしても、ロシア編はかなり複雑だなぁと今更ながら思いました。 それでは。

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