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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
190/220

episode:045 勧誘

ブラウ視点、ラストです。

…そして、敵を凪ぎ払い…


 episode:045 勧誘


 漸くたどり着くと、まだ敵の数はいるが俺達がつく頃にはホークと入れ替わる形でライオンが、あのロバートの乗っている機体と戦っていた。そして、通信越しで二人の会話が聞こえてきた。


「ロバート…何故お前が此処にいる。どうして、ラーニョ・ベレーノに付いた。」

「俺は…いや…アル、お前こそなんで『無国籍』についているんだ?」

「…付いているわけじゃなく、なったんだ。」

「…なるほどな……良く分かったよ…お前がいる理由が…なぁ、アル」


 そこまで区切るとロバートはアルに


「…俺と一緒に、ラーニョ・ベレーノに来ないか?お前は、そんな所にくすぶっている男じゃないだろ。だから、」


 ロバートは、大斧をアルに振り上げ、それを受け止め…しかし、


「…………時間か…アル、次に会うときまでに考えてくれ。」


 そこまで言うとその機体はライオンから離れた。アルはロバートが話している間は何も言わずにいた。そして、レティシアからの連絡が来たと同時にその場から離れた後、ブルー・レジスタンスに着くとそのまま艦長室であったことを話した。その中でも、シズクがまさか、カズヤがこの北極にいた事に驚き、しかもカズヤはシズクを確実に狙ってきていたらしい。そして、アルが俺を見て深く頷き、それに返すと話し始めた……。


 自分の過去、ラーニョ・ベレーノとの因縁そして…敵に回ったロバートの事について一通り話すと…シズクが、声を荒げながら誰ともしれない相手に向かって怒りを見せていた。そして、その内容を聞くと、不意にあの時の…紅条 椿の言葉を思い出した。確か、シズクは冤罪を被ってここに来たことを教えて貰った。だからこそ同じ立場のアルに対しての境遇に怒っていた。

 

 しかし、連絡が入ったと同時にシズクは気が付いた。彼女は、皆を見て口を開けようとしたとき……艦長からの言葉に全員固まった…


ー…ムスマンスク州が、反政府組織に占拠された。


 艦長は、俺達にそう言うと通信を切った…。

 

これにてブラウ視点終わりました。次からは第七章に入ります!


やっとこさ第六章が終わりましたが…長い気がしたのは私がいろいろあって投稿しなかったせいですよね…本当にすみませんでした…orz相変わらず波がありますが、落ち着いたらペースを戻せるように頑張ります。それでは

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