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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
184/220

episode:039 迷い

今回は速めのブラウ視点。

…俺は、どうしたらいい?


 episode:039 迷い


 急な任務が入り、俺達はロシアの大統領のコスタヤ・ズーリンの護衛を任された。最初は本部に行く予定が変わったらしい。そして、コスタヤ・ズーリンはどうやらサハリンで合流をすることになっていた筈だが、反政府組織、ミチエーリ・ヴォーグルに気付かれてしまったとの事で急遽択捉島で合流はすることになった。

 

 しかし、やはりそれに気付いたミチエーリ・ヴォーグルは俺達が来る直前までコスタヤ・ズーリンに暗殺を仕掛けた。しかし、間に合った俺達によって阻まれ未遂に終わった。…レティシアに遅れて来たことを少し言われたが…。シズクは、先程の戦闘で足を捻ったミレーヌを心配していた。そして、肩を貸そうとした所をクラウスがミレーヌをおぶさりそのまま医療室に消えた…。シズクは少しポカンとしていた。

 そして、翌日コスタヤ・ズーリンは俺達に依頼の内容を話した。話す前に近くにいたクラウスは面白くなさそうにしていた。…視線の先にはミレーヌがいる。少し珍しいと思った。そして依頼の内容を聞き、俺達はムルマンスク州に行く前にノリリスクに向かうことになった。先ずは補給を済ませて行くことになった。そして、偵察には2人、後は待機となっていた。そして数日たったがミチエーリ・ヴォーグルからは音沙汰が無く、何処か其処に不気味に思いながら、過ごした…。そして、俺は今悩んでいた…本来なら悩まなくても良い事のはずだ。

 俺は、数日前の『自分の組織』からの依頼のことで頭を抱えていた…。それが原因で俺は顔に出さずにしていた。


ー…任務は、必ず達成させなくてはいけない。だけど…ー


 もし、任務が遂行されれば…ブルー・レジスタンスは…乗組員は…そして…


     ……シズクは、どうなるんだ…?……


 そこまで考えて俺は胸に激しい痛みを覚えた…。イヤだと思う気持ちとやらなければという気持ちがせめぎ合い…俺は気がつくと廊下に立ち止まって考えていた…。俺は、どうしたらいい?どうすれば…シズクを…


ー…シズクを……なんだ…?俺は、シズクをどうしたいんだ?…ー


 シズクを……其処まで考えていると俺は声を掛けられた。後ろを振り向くと其処にいたのは、コスタヤ・ズーリンだった。

ブラウ、自分がどうしたらいいのか分からずにグルグル迷っています。この先、彼がどういう答えを出すのかはまだ分かりません。そして、ラストのコスタヤさん。次回に続きます。

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