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episode:13 青い機体

今回はシズク視点ではありません。

…当たって欲しくない事が当たってしまった


 episode:13 青い機体


いや、性格には青い布を纏っているだけだがそれでも私は目を疑った。


…そいつは頭から足まですっぽりと布に覆われ、姿が見えないが手にナイフを持ちながら私に接近してきた。


ー…こいつ…!唯でさえあの五角形相手に苦戦してるっていうのに…!…ー


流石に焦りだした私は、考えを巡らせようとした…瞬間!!


私の横とヘリの横に何かが横切り、青い機体と五角形を攻撃した。



……………………………………………………………


無人島の砂浜付近でも、レティとヘリを襲っている五角形が自分達を襲っていた。違いはこの五角形は真ん中にナイフのような物が着いていることだ。


俺やコウヤはそいつ等を斬り伏せ、両断する。コイツ等は対したことは無いが、空と無人島と会わせるとざっと150はあるだろうが空と比べると数は少ないが…


「まるで、消耗させようとしているみたいだな。」

「やっぱり、狙いは…」

「あぁ…恐らくはHrw-と俺達の戦艦が目的だろう。」

…奴らが何故狙ってくるのかは分かる。戦力になるHrw-、だがその前に戦艦を人質に取り、我々に機体を捨てさせたら後は殺すということだ。そして奪ったHrw-を戦力として使わせる。

「…相変わらずイヤな趣味をした組織だ。」

まだ目の前にいる敵に向かって俺達は剣を振るった…。



……………………………………………………………


戦艦の上で狙撃し、間一髪の所でレティの援護に回れたが状況は依然として芳しくない。レティも向こうで青い機体と戦っているが、あの五角形が隙を見て攻撃をするため俺や俺よりも大分離れた小島にいるミレーヌも数の多さに大分うんざりしているだろう。ブルー レジスタンスも敵を撃ってはいるが中々減らない…。それでも…

「後輩に恥ずかしい所は見せたくないからな。」


俺は愛銃を構えて敵を狙い撃った…



……………………………………………………………


 俺は目の前にいる赤い飛行形態をナイフで狙うが上手く避けられる。だが、そろそろ限界の筈であるのは分かる。対するこちらは150ある人口機械で戦っている。無人島にいるアレも、狙撃している奴らも限界のはずだ。そして…

 赤い機体が遂に弾丸をきらしたところを見て、ナイフを振り上げようと手を動かすと…

   

    「させるかーーーー!!!」


緑色のフライト形態をした機体が飛んできた…。

次回…ついに…!

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