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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
178/220

episode:139 正体

今回、あいつ等の正体が判明します。

…暫くすると、ブラウ君達が戻ってきました。


 episode:139 正体


 そして、ブラウ君達は直ぐにブルー・レジスタンスに戻りました。すぐにブルー・レジスタンスは出発、私達は再び北極海に出ました。


「此方は何とか援軍を壊滅寸前にした後、撤退させた。そっちは?」

「こっちは…」


 レティさんとアルさんがお互いの状況を話し合っていました。私達は、今艦長室にコスタヤさんとルスランさんも含めて私達がノリリスクで起こったこと、そしてアルさんとブラウ君はあの紫の機体と私達とはぐれた時に交戦していたこと、クラウスさんが援護に来れなかったのは、先程の敵と交戦していたために…私達がノリリスクで巻き込まれていた時と同じ時に起こってしまったこと。そして、カズヤが再び目の前に現れたときは…


「……つまり、シズクを狙ってきたのか…」

「怪我はなかったのか?」

「無事で良かった…」

「…しかし、マンジャノ・ゲリラから聞いてたが…本気で裏切ったか…」

「…とにかく、カズヤの目的は一つははっきりしたな…。」


 私は、皆さんに心配されたり他にも訪ねられたために頷いたりしました。そして、カズヤの事ともう一つの機体…ノリリスクで戦闘をした、そしてブルー・レジスタンスを攻撃してきた紫の機体の話になりました。アルさんが、その事について話し始めました。


「…奴らはミチエーリ・ヴォーグルではない。奴らはー…ラーニョ・ヴェレーノ…ーイタリア最大の『反政府組織』だ…。恐らく、勘だが奴らは結託している可能性がある。…そして、ルスランさんを狙ったのもそのラーニョ・ヴェレーノだ…。」

「……じゃあ…俺が狙われていたのは…」


 ルスランさんは、そのまま青い顔をしました。…そしてコスタヤさんが、


「…彼が狙われたのは、その結託した彼等という事だね?…そして、やはり私を狙ってきたのは保守派…なるほど…」


 そういうことになると、誰もが無言になりました。ルスランさんは、俯いたままでした…。そして、ふと疑問に思いました。何故、アルさんはラーニョ・ヴェレーノの事を詳しく知っていたんでしょうか?私が疑問に感じた時、リチャード君が変わりに聞きました。


「…アルさん、何であれがラーニョ・ヴェレーノって分かったんですか?もしかして、俺達が来る前に戦ったことあるんですか?」


 そして、アルさんは一度深く目を閉じた後に…ブラウ君を見て、ブラウ君もそれに頷きました。


「…あぁ…昔…俺が『無国籍』に入る前だ…」


 アルさんはそう言うと、静かに話を始めました…

…次回、アルさんの過去。アルさんと、ラーニョ・ヴェレーノの関係は?では、また

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