表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
177/220

episode:138 宣戦布告

今回、レティさんが活躍します。

…そして、その衝撃がくる直前…


 episode:138 宣戦布告


「……アナタ、カズヤね?…私を覚えているかしら?」

「……貴様っ!レティシアかっ!!」

「…そうよ。久しぶりね。カズヤ」


 レティさんが、フライトモードからヒューマンモードに切り替えてナイフでカズヤの棍棒を受け止めました…。そして、間を置かずに今度は長さの違う受け止めたナイフよりも短めのナイフを相手に向かって切りつけようとしました。しかし、相手はそれに気付いて一旦下がりました。


「……ゼノン達から聞いてたけど…まさか本当に裏切っていたなんてね。」

「………」

「…だんまりか…ま、良いけどね…さて、シズクを狙った理由は大方予想がついてるわ。」


 レティさんは、そう言うとナイフを交差させてカズヤに素早く攻撃を仕掛けました。カズヤはかわしたり、受け止めたりしながら応戦します。その攻撃は、やはりとても早く空中でも地上でも変わらない素早さを誇っていました。しかし、カズヤも負けておらずそれを見極めています。


「…っ相変わらず速いな…」

「…それはどうも…」


 カズヤとレティさんは、きっと知り合いだったのでしょう。ゼノンさん達ともどこか親しげだったのを思い出します。そして、


「シズクッ!!」


 私は、カズヤに呼ばれた方を見ます。そして、皆さんが帰って来ることを察知したのでしょう。彼は去り際に私に向かって


「…俺は、お前があの方を…オルコット様を殺したことを…忘れない…私を救ってくれたあの方を下したお前を許しはしない…」

「……………」




「……俺は、お前を必ずこの手で仕留める…」




「っ…待ちなさい!!」

ミレーヌさんが、ライフルで撃ちますがやはり素早く撤退しレティさんに向かって思いっきり蹴りを入れて、レティさんが避けたのを見て消えて行きました……。


 私は、カズヤに言われたことを深く考えて自分の掌をきつく握りしめて去っていった後を強く見つめました…。

…やっとレティさんのヒューマンモードを出せました!!本当なら第五章辺りで出したかったのですが…orzレティさんの武器は左右の違うナイフです。本人曰く、そっちの方が動きやすから。そろそろ第六章も終わりが近づいてきました。それでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ