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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
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episode:134 カーチェイス

今回、アルさんが活躍。

…私は庇った瞬間目を瞑りました。


 episode:134 カーチェイス 


 しかし、アルさんがトラックを思いっきり相手にぶつけました。私は目を開けると相手の様子を見れました。相手はトラックにぶつけられた、その反動で引き金を弾いたままだった相手は突然の反撃に対処出来ずに何と、ライフルは上を向いて撃ってしまいました。


 運転していた人も何とか体制を立て直しましたが、アルさんが間髪を入れずに再びぶつけました。そして、相手方の運転手に向かってレティさんが額に向けて撃ち命中した後に車はそのままスピードの余波で電信柱に直撃しました。…多分、あのままでは動かせないことは見てとれます…。私はルスランさんに話しかけました。


「ルスランさん、大丈夫ですか?」

「あぁ…すまない…助かったよ…」


 私は、ルスランさんの頭を抱えたままでした。そして、不意にミレーヌさんが…確か、RPG-7と呼ばれた物を右手で持ちました。レティさんは、気付くと、ミレーヌさんとアイコンタクトを取りました。


「…アル、聞こえる?後一台厄介なのがいるのは分かるわよね。」

「あぁ…あれをどうにかしない限り、俺達は乗れないな。」

「そうね…だから………」


 そうして、レティさんが作戦を建てました。…私達は、それを聞くと頷きました。そして…


「…なら、そういうことで…アル、良いかしら?」

「……了解。」


 アルさんはそう言うと車を少し減速した後、レティさんが立ち上がり、ブラウ君も一緒に立ちました。…私は、ルスランさんを庇ったまま。ミレーヌさんはRPG-7を両手で抱えました。


 先ずはレティさんとブラウ君が相手を撹乱するために近づいてきた車に向かって銃を撃ちます。勿論、相手も応戦してライフルを撃ちますが、ミレーヌさんとブラウ君は素早く動き回っては隠れ、また動き回っては隠れを繰り返します。…相手は、やはり撃ち続けます。そして、ミレーヌさんがうつ伏せになり、撃てるように構えたところを見て私はルスランさんを庇うために身を乗り出しました。…伏せた二人は、積み荷の柵を思いっきり開け、同時にミレーヌさんが素早く起き上がったところで


 ミレーヌさんが、RPG-7を目の前の車に撃ちました。


 命中した、RPG-7は車を跡形もなく爆破させて、燃やしました……。


 柵を戻して、トラックを走り出しそして私達はようやくHrw-のある場所に着くことが出来ました…。

ラストにアルさんが掻っ払ってきたRPGが活躍。これにて無事にノリリスク脱出致しました。因みに、今回はアメリカのカーアクションをイメージしました。因みに次回は何故クラウスさんが来なかったか分かります。では。

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