episode:133 ノリリスク脱出
今回は、脱出。
…そして、私達は車に乗り込みましたが…
episode:133 ノリリスク脱出
先ずは私達はアルさんが、運転席に。コスタヤさんは助手席に。そして、残りの私達はトラックの積み荷に乗り込みました。其処までは良かったのですが…
「やはり、追っ手が来たな。」
ブラウ君の声に私達は後ろを振り返るとやはり、車が二台追いかけてきました。アルさんが何とか巻こうとスピードを上げますか、やはり向こうの方も私達と同じにくらいのスピードで走ります。そして、一人が助手席から徐に銃を出し…
「皆!伏せなさい!」
「っ……」
レティさんはルスランさんをミレーヌさんは自分で。私はブラウ君が覆い被さるようにそれぞれ伏せた直後……銃が、ルスランさんが先程までいたところに命中しました。
…後、少し遅ければ…
私は、ゾッとしました。そしてやはり、相手はまた撃ちました。今度は、トラックのガラスに向かって。アルさんも横に動かしたりしていますが、相手はお構いなしに撃ってきました。
…そして、一台が猛スピードで、もう一台は射撃をしてきます。私達は伏せたまま、時々動かしていますが…その時です。
「っ……横付けされたっ…!」
先程の猛スピードの車が私達のトラックに追い付いてしまい左に横付けされました。…立ち上がろうにも、後ろにはスナイパーライフルを構えている…。相手は伏せている私達を見ると…助手席にいた一人が、構えて
ルスランさんに向かって撃とうとしました。そして、相手が引き金を弾くのを見ると私は咄嗟にルスランさんを庇いました。
ー…銃声が、当たりを響かせました…ー
果たして、シズクの運命は?
では。




