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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
166/220

episode:127 護衛任務

今回、やっと一つ目の任務に取り掛かります。

…そして、更に一週間


 episode:127 護衛任務


 私達はカラ海のタイムィール半島のエニセイ湾を入り、なるべくノリリスク近くに行けるように艦を止めました。そして、コスタヤさんと共に今からノリリスクに向かうのです。一緒に行くメンバーはクラウスさん、ミレーヌさん、レティさん。そしてなんと…


「…私もですか?」

「あぁ…そうだよ。」


…私は、まさかこんな重要な任務に着かせてもらえるなんて思わなかったので驚きました。コスタヤさんはロシアでは大統領の息子様です。だから私はてっきりコウヤさんがつくと思っていました。しかし、艦長は私が一緒に行くことは既に決まっているとのことでした。そして、私達は四機同時は目立つために二機で行くことになりました。


「さて、それじゃコスタヤさんは私のローゼンで乗ることになったわけだけど…」

「お前達はどっちのHrw-に乗るんだ?」


…私は、ミレーヌさんを見るとミレーヌさんはクラウスさんの方をチラチラ見ていました。…やっぱりクラウスさんのホークに乗りたそうにしています。私は、


「じ…じゃあ、私ローゼンに乗りたいです。…勿論コスタヤさんが嫌でなければ!」


 私がそう言うとレティさんはミレーヌさんを見て少しニヤリと笑うと


「分かったわ。シズクは私のローゼンね。…コスタヤさん、良いですか?」

「私は構わないよ。女の子二人、両手に花とはこのことだねぇ。」


と、にこにこ笑いながら言いました。ミレーヌさんは、


「え…えぇ…あのっ…!」

「俺はミレーヌか。よろしくな」

「…はわっ」

「……どうした…」

「いっ……いえ!何でも!何でもありません!!よろしくお願いします!」

「…おう…よろしく…」


 ミレーヌさんは、顔を赤くしていましたがクラウスさんに向かって御自分の胸の前で拳を握りしめていつもより大きな声で返事をしました。…クラウスさんはその勢いで少し仰け反りました。

 

 その様子を微笑ましそうにレティさんが見守って、コスタヤさんはなるほど…と呟いていました。


 そして、私達は三人と二人を乗せてノリリスクに向かいました。


「それにしても、ノリリスクは許可がないと入れないと聞きましたがよく許可が降りましたね。」

「まぁ、今回の件はあくまで極秘だからね。私の方で艦長に頼んでこっそりと…」

「なるほど…」


 私は、お二人の話に時々頷いたりしていました。私達より後ろにいるお二人も通信で聞こえてきました。そして、ノリリスクが見えてきました。この先に、コスタヤさんの仲間がいるそして、


ー…ブラウ君とアルさんもきっと合流場所にいる…ー


 私は、ネックレスを両手で包み込んでその場所を見ました…。

シズク、ある意味頑張りました。そして、ミレーヌさんに対してのいろんな方の反応。次回は漸くノリリスクに着きます。果たしてブラウとアルは?

では

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