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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
165/220

episode:126 ミレーヌさんの様子

今回、日常回(?)

…そして、5日後ようやく吹雪が収まりました。


 episode:126 ミレーヌさんの様子


 私達はやっと戦艦を出せました。…あれから、二人からの連絡は時々くるのみでした。敵も吹雪の為に来ることはなく、私達は今日再び出航します。


「少し、予定が遅れてしまったね。…やはり、自然は侮れないな。」

「…しかし、敵も吹雪が止んだばかりでは身動きがとれないでしょう。」

「そうだね…連絡はとれているけれど、二人のことは心配だね。」


 メインルームで、艦長とファリンさんが話し合いをしていました。…私達は、この後は通常の任務に着きます。艦長が私達を見て、


「諸君、今から通常の任務についてもらう。今日の偵察は……」


 そして、普通通りの任務につきました。あれから再び、私達は一週間経ちました。今日は私とミレーヌさんが偵察です。


「……やっぱり、居ませんね…」

「そうだね…」

「ミチエーリ・ヴォーグルは、択捉島や一週間前には襲撃を仕掛けてきてそれっきり…どうしてなんでしょうか…」

「うん…」

「コスタヤさんを護衛している私達を一回だけ攻撃したきり…おかしいですよね。」

「おかしいね…」

「……ミレーヌさん?あの…何か悩み事ですか?」

「………え?」


 先程から、何だか上の空で私の話を聞いてくださっているのか少し分からないのですが…。ミレーヌさんは、気付くと


「あ…ごめん。ちゃんと聞いてるよ。ただ…」

「はい。何でしょうか?」

「……私が、シズクの付き添いで傍にいたでしょ?それで、気付いたらベッドにいて…聞いた話だとクラウスさんが私を連れてきてくれたって聞いたんだけど…」


 私はすぐにミレーヌさんの言おうとしていることを気付いて


「はい、クラウスさんが私が起きた後にミレーヌさんをお姫様抱っこでお部屋まで連れて行きました。」

「うぅ…そっかぁ…ありがとう…」


 ミレーヌさんは少し照れた様子でした。…もしかして、ミレーヌさんは……


「シズク、ミレーヌ。今日の偵察は終了して戻って来て。」


 ファリンさんから、通信が入りました。私達は艦に戻ることしました…。そして、先程まで思った事を思い返し、


……やっぱり、ミレーヌさんはクラウスさんの事を気にしていますよね。


 そして、私達はブルー・レジスタンスに帰還しました。

シズク、ミレーヌさんがクラウスさんの事を気にしているのを気付きました。…なぜ自分のことは気付かないのか…

それでは。

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