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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
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episode:125 安否

今回、二人の事が分かります。

…私は、艦長の言葉に固まりました…。


 episode:125 安否


 私は翌朝、体を起こしてメインルームに向かいました。…既に皆さんは集まっている様子で私を見ると皆さんが心配してくれました。皆さんに謝罪を言った後、ミレーヌさんに昨日の事をお礼を言うと優しく笑ってくれました。そして、艦長が私達に挨拶をした後昨日のことを話して、そして、二人の事を話してくれました。


「アル君とブラウ君は、昨日の夜、通信でそのままノリリスクに向かうと連絡があった…」


 私達はホッとしました。取りあえず二人は無事だと分かったからです。…後から聞くと私が起きたときはまだ二人から連絡は無くて、昨夜やっと連絡が取れたとの事です。つまり、ノリリスクまで二人とは別行動になります。しかし、次の言葉で私は心臓が止まりそうになりました。


「だが…今は吹雪に見回れている…Hrw-の中はいざという時の為の最低限の蓄えがあるが…迂闊に動けない状態らしい。」


 私は、思わず駆け出そうとメインルームから出ようとすると腕を捕まれました。…リチャード君です。私は、

「だったら…迎えに行かないと…!吹雪の中に居たら…!!」

「落ち着け!!今この瞬間も吹雪なんだ!!迂闊に行ったらまきこまれるぞ!?」

「でもっ……!」


 私はリチャード君の手を振り解こうとしますがリチャード君は離しません。…私は、


「艦長!私……」

「許可できないわ。」


 ファリンさんの声が響きました。ファリンさんは続けて、


「…今、下手に救助に行ってもミイラ取りがミイラになるだけよ。……心配で焦る気持ちは分かるけど、今は二人を信じるしかないの。…分かって。」


 ファリンさんの、いつもの顔からどこか悔しそうな顔を見て、ハッしました…そうだ、二人を心配しているのは皆一緒なのに…。


「…すみませんでした…」


 また、私は……頭をリチャード君が撫でました。

「とにかく落ち着け。な?」 

 

 私は、頷くとメインルームからの窓を見ました…。そこには、一面が激しく叩きつけるような雪が広がっていました…。私は、二人の無事を祈るような気持ちで見つめました…ブルー・レジスタンスもこの吹雪では動かすことが出来ないために一時待機をしています。…私達は吹雪が収まった後に二人に合流するために別れて行動をする事になりました…。


と言うわけで暫く離れ離れになりました。


…今回、ブラウ君とのシーンが無い…だと…?

それでは

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