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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
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episode:124 眠りから覚めて

今回はタイトル通り。

…私は、目を覚ましました…


 episode:124 眠りから覚めて


 気が付くと、ベッドの上に私は横たわっていました。何となく心地の良い重さに目を向けると…


「…ミレーヌさん?」


 ミレーヌさんが座ったまま、肩に毛布を掛けていた状態で私の手を握ってくれていました。私は、眠っているミレーヌさんを見ていったいどうしてこんな事になっているか首を傾げました。…暫くすると


「…目が覚めたか……」

「…クラウスさん…」


 クラウスさんが私の様子を見に来てくれました。そして、クラウスさんはあの後の事を話してくれました。あの後、私が敵機を連れてなんとか自力で上がった後に直ぐにミレーヌさんが引き上げてくれたとのこと。


 そして、一緒に引き上げた敵機はクラウスさん達が捕縛して今は独房室にいるとのこと。引き上げた私は、格納庫で寒さのせいで気絶をしていて、医務室に運ばれたとのこと。ミレーヌさんが私の付き添いをしてくれたと言ってくれました…。


ー…ミレーヌさんが起きたとき、しっかりお礼を言おう…ー


 私は、手を握ってくれているミレーヌさんを見て思いふとクラウスさんに気にしていた事を尋ねました…。


「クラウスさん、ブラウ君とアルさんは……」


 クラウスさんは眉を寄せると、


「……その話は、後だ。今は寒さで体が動かねえだろうからゆっくり寝てろ。」


 私はどうやらまだ寒さで体が少ししか動けないようでした…クラウスさんの大きな手が私の額に当たりそのまま布団に寝かされました。そして、手から優しい温もりが離れていく事に気づき、顔を動かすと、クラウスさんがミレーヌさんを横抱きにして、振り向き、


「じゃ、お休み。まだ夜明けまでは大分時間があるからな。」

「……はい、お休みなさい…」


 部屋から出て行かれました…。私は、眠ったばかりなのにまた眠気が襲い、


ー…ブラウ君とアルさん…あの後どうなったのかな…ー


 そのまま、眠りにつきました。…そして、私は後日クラウスさんの言葉から二人の事を聞きました…。

そして、今回は少しクラウスさんとミレーヌさんのあのシーンをいれてみました。次回は、二人について。ではでは。

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