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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
162/220

episode:123 氷の上

今回は、いきなり急展開です。

…択捉島から出発して、一週間が経ちました。


 episode:123 氷の上


 今日の偵察は、ブラウ君とアルさんでした。そして、暫くした時でした。


……私達は、二人が行った直後に択捉島戦から暫く接触がなかった『ミチエーリ・ヴォーグル』から奇襲を受けました。


「艦長!!私、ブラウ君達がいる地点まで合流してきます!!」

「シズクッ!!一人で行くのは危険だよ!!」

「だけど……!もしかしたら、敵がアルさん達が本命の可能性もあります!……ミレーヌさん、コスタヤさんから聞きました…今日は吹雪が来るかも知れないって……」


 私とミレーヌさん、リチャード君は艦の防衛を、レティさんとクラウスさんコウヤさんは艦から離れた場所で戦闘を行っていました。……『ミチエーリ・ヴォーグル』は、最初こそ数で圧していましたが今は私達の方が若干優勢になった。……二人は、もしかしたら今は敵に囲まれているかもしれない…二人のことだから絶対大丈夫だと思うけど…だけど…


「艦長!私、援護に向かいます!」

「……分かった…今から、合流地点を…」


 そこまで、艦長が言ったときでした。私は少し油断をしていたんでしょう。その瞬間に…


「……シズクッ!!」

「えっ…」


 目の前の敵が、私に向かって氷海の上にいる私を海に突き落としました…。私は、先程倒れていた敵がまだ、意識が可能性を失念していたんです…。敵の機体とともに、私は沈んでいきました…。


 多分、道連れにするつもりだったんでしょう。敵機の腕部が私の雪桜に巻き付きます。私は、ナイフで腕部を切ろうとしますがそうこうしているうちにどんどん沈んでいきます。Hrw-は水圧に耐えれるように耐久はありますが、それでもやはりここは氷の海。寒さが襲います…。敵機は、巻き付いたまま。私は、何とかハルバートを取り出し、相手の肩部を切り落とし機体を掴んで上に上がりました…。

アルとブラウの行方とシズクは?ではまた。

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