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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
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episode:122 その理由は

あけましておめでとうございます。久しぶりの更新です。

…そして、暫く話し込んでいるときでした。


 episode:122 その理由は


 コスタヤさんが、先程までの楽しそうな顔から突然真剣な顔に変わりました。


「……君は、何故我々にいる『人類統率軍』と『ロシア軍』が、今回のことで動けないか知っているかい?」


 私は、コスタヤさんの言葉をしっかりと分かっていました。なので、答えました。


「……はい。人類統率軍とロシア軍が戦えないのは、保守派が関係しているんですよね。」


「そうだ……保守派は『反政府組織』、『ミチエーリ・ヴォーグル』を正式に自分達の兵として雇っている……。だからこそ、もし我々のいるロシア支部とロシア軍が彼等に攻撃をすれば、我々はここぞとばかりに保守派から、糾弾を受けて…父が大統領を失脚するばかりか……」


-…最悪、国を巻き込んだ争いになる可能性が十分にあるんだ。…ー


 そして、コスタヤさんはため息をついた。


……『ミチエーリ・ヴォーグル』は、れっきとした『反政府組織』なのは艦長から聞きました。何でもロシアの前にある国の都市に向かう道中の人達を襲って、物資を略奪、その場にいた人達を全て虐殺したと……。生き残った人はいなかったと……。


 私は、そこまで思うと私は彼等に明確な怒りが沸き上がりました。……此処に来る前の私だったら、きっと怖さで震えていた…だけど、今は……


-…何も、武装していない人達を襲うなんて、卑怯以外の何物もない!!…ー


 私は、右手で自分の服を掴み、コスタヤさんを真っ直ぐみると


「……コスタヤさん、大丈夫です…」

「ん…?」



「私達が、コスタヤさんを目的地に、必ず無事に連れて行きます。だから、信じてください。」


「…………あぁ、期待しているよ。『ブルー・レジスタンス』の皆を」


 コスタヤさんは、最初は驚いたように目を開けると次第に笑いかけて、そう言ってくれました。


 …まず目指すはノリリスク……私は、気合いを入れました。

今年もよろしくお願いします。 


さて、新年早々保守派と反政府組織の関係を書いてみました。こんな感じで割とごちゃごちゃしてます。後は、シズクがコスタヤさんに対して最後に言ったのは気を引き締めるためです。そして、コスタヤさんの返事は彼なりの返事です。


それでは

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