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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
159/220

episode:120 いざ、北極へ

今回は、何となくほのぼのした感じに。

…うぅ…寒い…


 episode:120 いざ、北極へ


「寒い…」

「艦内は、ちゃんと暖房ついてるんだよね。」

「暖房着けてても寒いって…ちゃんと防寒着着てるのにー!」


 皆さん、やはり寒がっています…勿論私も寒いです。…コスタヤさんからの依頼を聞いた後、北海道で少し補給を済ませて、まずノリリスクに行くことになりましたが…思ったより、防寒着を着ても寒いです…因みにコスタヤさんが話が終わった後、名前で呼んで欲しいとおっしゃっていましたので名前で呼ばせて貰いました。…ファリンさんが、私達に温かい飲み物を用意して下さいました…。


「はい、用意したから皆でどうぞ。」

「ありがとうございます…」


  私達は、ファリンさんからミルクやココア、コーヒーを受け取りました。…あ、私の飲んでいるミルク蜂蜜入りだ。


「ねぇ、ファリンさん。ノリリスクにはいつ着くの?」

「そうね…何分、北極海にある氷が厄介だから…奇襲がなければ、ブルー・レジスタンスで二週間、くらいかしら?」

「そ…そんなに…うぅ…」


 ミレーヌさんがココアを置いて、机に突っ伏ししまいました…。ところで、


「あの、アルさんは?…先程から見当たらないのですが…」

「アルなら、今護衛としてコスタヤさんの所にいるわよ。」

 レティさんが教えてくださいました。私はお礼を言うとミルクを飲み干しました。ファリンさんに御礼を言うとファリンさんはにっこり笑ってどう致しましてと言ってくれました。


「あ~…にしても寒いわね~…シズク~ちょっとこっちに来てくれないかしら…」


 私は、レティさんに近付くと抱き締められました。


「あ~やっぱりシズクは暖かいわ…さっきまで偵察に言ってたから体が冷えて冷えてしょうがなかったのよ…」

「お疲れさまでした…」


 レティさんが、私に抱きついて暖を取りながらファリンさんに今日の事を伝えます。…どうやら、彼等…『ミチエーリ・ヴォールグ』は今のところ見つからないようでした…。


 前に戦った『デザート・アーミー』が砂漠に体制があるように、『ミチエーリ・ヴォーグル』は雪原に適している。


 …だから、きっと地理には私達より有利なはず。…


 私は、改めて気を引き締めました。

 

今年も後一週間きりましたね。…早いなぁ…今回はレティさんとシズク、ミレーヌさんとファリンさんの会話でした。最後のレティさんが抱きついたのはシズクがお子さまで体温が高いからです。

それでは

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