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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
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episode:117 不思議なミレーヌさん

今回、どうなるミレーヌさん

…間に合わ…ない!!


 episode:117 不思議なミレーヌさん


 私は、目の前の敵を退けようとするも敵がそれを許してくれるはずもなく…そして、ミレーヌさんのアウルに槍が…




   …突き刺さる、その瞬間…






 スナイパーライフルの、音が聞こえ敵機は槍を刺す状態のまま、しかしコクピットに被弾したのか、その状態で倒れ…そして、いつの間にか私の背後の迫っていた敵機を、斬り伏せ、上空には追加された音が聞こえた…


「…もしかして…」


 私は、背後を見るとそこにいたのは…


「…やっぱり…ブラウ君と、コウヤさん…じゃあ!」

 

 ミレーヌさんは、クラウスさんが、レティさんはリチャード君が…助けに来てくれた…私は、二人にお礼を言うと、残りの敵機に取り掛かりました…ミレーヌさんを見ると、体制を立て直したのかクラウスさんと連携を取って遠くの敵を、そしてレティさんはリチャード君と散開して攻撃。私は、二人と一緒に。アルさんは、コスタヤ・ズーリン氏をブルー・レジスタンスに移動させるために向かっているとの報告を受けました…私達は、形成を逆転しました


 最後の一機を取り押さえ、私達は無事生還しました…。そして、艦内に戻った後、


「ミレーヌさん!!」


 私は、ミレーヌさんに向かって様子を聞くと、ミレーヌさんはふんわり笑って、


「大丈夫だよ。ありがとう。…少し、足を捻っただけかな?」


…命には、別状が無いのは嬉しいですが…ミレーヌさんは立とうと足を上げますが、


「…っいたた…」

「足が腫れてるわね…」

「すまない…出撃が遅れたばかりに…」

「本当よ。何してたの?アルはともかく」

「俺は、甲板にいた。コウヤも鍛錬するためにクラウスと一緒に練習していた。…すまなかった…」

 ブラウ君の説明を聞くとレティさんは全くと言いながら肩を竦めました。ミレーヌさんは、何とか立とうとしますが立てそうになく私が、肩を貸そうと近付くと…クラウスさんが、


「ほら、乗れ。…立てないんだろ?」

「え…え~と…」

「遠慮すんな。医務室まで運んでやるから。」

「……じゃあ…失礼…します…」


 クラウスさんがミレーヌさんを背負って医務室に運んでいきました…。あまりにも自然だったので私は感心してしまいましたが…ミレーヌさんの顔が…


ー…赤かった?よね?…気のせいかな…ー


 その後はレティさんがま、結果オーライだったからもう良いわよ。お疲れ様と言って解散しました。

レティさんの顔を少しみると、何だかにこにこ笑っていました。

というわけで、今回はミレーヌさんの変化を書きました。…と言っても実は結構前から…ゴホン。

ミレーヌさんはあの時、シズクの援護に専念していたので不意を付かれました。…本当は気が付いていたら、直ぐに撃ちました。それでは。

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