表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第二部 動き出した、モノ 第六章 ノリリスク編
152/220

episode:113 急な任務

今回は第二部新章開幕です!

…ただいま本部に向かっている…はず…でした…


 episode:113 急な任務


「…今から、任務ですか?」

「…なんか、突然じゃないかな。」


 日本から離れて私達は本部に向かおうとしていましたが、なんとそこで急に任務が来ました。私とミレーヌさんが話をしていますと、


「ま、急に任務が入る事なんて案外あることだからね。…艦長、因みに今度は何処へ?」


 レティさんが、オルヴァー艦長に尋ねると


「あぁ、すまないね。行き先は……ロシアだ。」


 ロシア…?ロシアって…確か…


「ちょっ…マジかよ…」

「…勢力が分かれているな…しかも三つに…」


 リチャード君とコウヤさんの言葉に私は学園で習った事を思い出します。ロシアは確か『全世界戦争』前に勢力が三つに分けられたんですよね。一つは保守派、二つは穏健派、三つは革新派。これらについては利益を得る側だったのが保守派で不利益側だったのが革新派。穏健派はどちらでもなく、ただ日和見をしていたとのことです。そして、『戦争終焉』を掲げた後は保守派と革新派は立場が逆転したんですよね…そこまで、頭を整理していますと、


「ま、何にせよ今回は軍や人類統率軍が介入するのが難しくなるな。」

「…あぁ…そうだな…」


 クラウスさんと、アルさんの話を聞きます。…でも…アルさんの様子が少し…いつもは堂々としていて、皆を引っ張るリーダーなのに、何だか…


「行き先はロシアよ。…其処で、北方領土に少し寄ってからロシアに向かうわ。」

 ファリンの言葉に私は質問しました。


「ファリンさん、何故北方領土に?」


 そこで、艦長は私に教えてくれました。


「…其処に、今回依頼を我々に託した人がいるんだよ。」

「?誰ですか、託した方と言うのは…」


 再び質問をしますと、


「穏健派の、筆頭格…コスタヤ・ズーリン…彼が今回の依頼主だ。」

 私は、その名前を聞いたことがあります。

「コスタヤ・ズーリン…確か…」


「革新派…ラシード・ズーリン大統領の息子…」


 そして、ブラウ君が続くように呟きました…。

 



 


次回は、ロシアについて色々な説明回になればいいなと思います。では。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ