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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
151/220

episode:037 巡る者

今回は、最後の閑話です。

…私は、目を覚ました


 episode:037 巡る者


 周りには様々な資料や成果が机の周りに置いてある。私のパソコンは、様々な結果が書いてある。私はコーヒーを一口飲むと、


「…やれやれ…やっとか…酷く長かった…」


そして、私はまたパソコンに向かい打つ…自分としては長年追い続けていた研究がやっと完成しそうだ…私は嬉しくなり、彼を待った…。暫く、ドアを叩く音を聞いた…彼だろう。私は入るように促した。


「入りなさい…それで、どうだった?」

「はい。結果は………」


……彼から結果を聞いた私は、喜びに心を奮わせた


ー…なんと言うことだろう…私の予想以上の最高の結果じゃないか…!!…ー


 私は、直ぐに結果をパソコンに打つ。ドアに向かう彼に私は声を掛けた…



「…君は、“転生者”と言うものを知っているかい?魂が、そのまま“前に”生きた“記憶”を引き継いでいる者だ。…ほら?よく漫画や小説に出てくるだろう?…私は、それに対して非常に興味があるんだ。」


…彼は、そのまま私の話を聞いていたため続けた。


「“魂”というものは、生まれ変わってもまた使えるように一度綺麗にしてから再び新たな肉体を得てこの世に出てくる…時々うっすらと前世を覚えていることもあるが、“転生者”は違う。彼等はそのまま前世と同じように記憶を持ちながら誕生する。…私はね、それが非常に興味があるんだ。」


…そう、研究や科学ではこの話は所詮夢物語だの思い込みだのと難癖を付けられては否定される…だが、


「…もし“転生者”がいれば、科学はもう一段階上がり、遂には…“魂”もあると実証される…」


…その、実証さえあれば我々は…そこまで考えると、私は彼に向かい


「…さて、私は君の提出してくれた結果をパソコンに映さないといけない。ご苦労だった。ゆっくり休みなさい」


彼はお辞儀をし、部屋を出て行った。私は、


「…さて、これが済んだら休むとしよう。」


 …長年追い続けていた、研究の予想以上の結果に胸を高鳴らせつつ、私はパソコンに向かってキーボードを叩いた…。



ある場所のある人物達の話。これで第一部完結となります。彼等が何故、拘るのかは少し出てきましたが、まだまだ謎が残ります。


それでは、次回からは新しい章、新しい部に入ります。では。

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