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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
149/220

episode:035 待機

今回もブラウ視点。

……辺りは、やはり騒がしくなる。


 episode:035 待機


 取り敢えず、クラウスがレティシアに通信で連絡を取るが…あちらも状況が良くないようだった…。そして、俺達も暫く打開策を考えている所に…

…紅条 椿が、自分と共に道を教えてるために戦艦まで行くと提案をした…


 シズクが、紅条 椿を止めるが彼女は退かずに…俺達に頭を下げた…。そして、クラウスは提案を呑んでやはり危険なために残るように伝えた後俺とクラウスは待機、シズク達はタクシーで戦艦に向かう事になり、それを会場に伝えると渋々ながら納得してくれたが、少人数が反対をした…中には理由になっていないものまであったが、ある男の一声で黙らされ、そしてシズク達は朱坂と呼ばれた執事と共に学園から出た…。そして、その間紅条 椿が


「…貴方と、彼女。仲がいいのね。」

「……?」

「…彼女は、この学園に通っていたの…だけど、」


…何故、いきなり話を切り出したのか…しかもシズクのことを……シズクと何かあるとは思ってはいたが…そして、


「ある、謂われのない罪を被されて…」


…彼女は其処まで言うと口を閉ざした…。そして、俺を見ると何かを決意した表情をして、


「…貴方は、彼女の事をどう思っているの?」


…俺はその言葉にどう答えれば良いのか分からずに…しかし、当たり障りの無い言葉を言った…


「……仲間だ…共に戦う…」

「……そう……変なことを聞いて申し訳なかったわね…私の話も、良ければ忘れて頂戴…」


 そして、彼女はSPの傍に行った。……何故いきなり彼女が、そんな話をしたのかは分からない…そして、俺は再び男の監視についた…


 その後は、シズク達が体育館に来て敵を制圧していったが、シズクが戦焔軍の人物と話をした後向こうが投降した…が…あの男…マツゾウ・サヤマが体育館の傍で駐車していた車にいつの間にか乗っていた…あの男、確か俺達に…そうやって、逃げる気だろう…とか言ってなかったか?隣のクラウスも、焦りと呆れで頭を掻いている。


 …そして、マツゾウ・サヤマは…黒い機体に捕まえられた…シズク達が何とかしようとしているが…程なくしてクラウスがレティシアに通信を入れ終わった後に艦長から、戻るように言われ、後のことはSPに任せて行こうとすると…機体から、女の声が聞こえて…


「嘘…碧、様…どうして……」


 紅条 椿の、驚愕した声を後ろにして俺とクラウスは戦艦に向かった…

…紅条様が何故、シズクの事を言ったのか…彼女が『無国籍』について、知らないはずはないのに…

次で、ブラウ視点終わる予定です!

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