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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
148/220

episode:034 戸惑いのワルツ

今回は殆ど少女漫画要素が強いです。

…そして、当日。


 episode:034 戸惑いのワルツ


 俺達は、今舞踏会の中にいる。随分とシズクの支度が掛かっているなと思いながらも、まだ迎えの時間にならないから良いかと思った後に、支度を終えたシズクを見ると、いつもとは違う、彼女を見て似合っていると言うと嬉しそうに笑い思わず


…凄く…可愛い……こういうのをお姫様みたいだというのだろうか…


柄にもなく、思ったが何故か恥ずかしくなりシズクに誤魔化すようにレティシアとミレーヌに云われた言葉を言った…この台詞も随分…あれだが…  


「…お手をどうぞ?」

「はい…お願いします…」


 ー…ドキッ…ー


 ふんわり笑ったシズクを見て、顔が赤くなる気がして心臓が速くなったが気にせず車に乗り込み、そして、会場に付いた後、代表の挨拶をし終わり俺達は紅条 椿の傍で踊った。シズクが心なしか楽しそうに踊っているのを見て、警戒しつつ周りを気にして踊った…シズク達に踊りを教えて貰うときは照れくさくなったが、やって貰い何とか踊れるようになった。

 

 …そして、ゆったりとしたい曲が流れてシズクが不意に胸に頭を乗せてきた…その動作にやはり、胸が熱くなったがシズクの様子を伺おうとして、顔を近づけると、そのタイミングで彼女も顔を上げて…


…顔が、とても近くなる…それこそ、後少しで…


そして、直ぐに少し離れると顔をお互い反らして…暫くすると何故か笑ってしまい、休憩をとるために紅条 椿から視線を反らさずに休んだ…


…後少しで…なんだ?…それより、誰かが見ていた気がした…シズクも、少し気付いているだろう。


取り敢えず、俺達は休憩を取りつつ辺りを見た。シズクの仮面が少しずれたために一瞬とって付け直すとお礼を言われた…そして、暫くすると…


 辺りが、騒然となり急いで駆けつけるとクラウスとコウヤが対応しておりクラウスは男を取り押さえコウヤは泣いている学生を離していた…。そして、男が嗤いながら言った。



…もうすぐ、仲間が来ることを…


 嫌な予感がして、窓をみるとそこには六機の赤い機体が体育館を囲っていた…

と言うわけで、ブラウ視点からの話。…うん、なんで気が付かないんでしょうかこの子…。まだ先が長いかと思うと…前半の甘い雰囲気を、後半ラストで壊しました。

“その甘い雰囲気をぶち壊す!!”

それでは、次もブラウ視点です。

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