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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
140/220

episode:112 私の決意

今回で、第五章が終わります。

…私は、甲板にいた…


 episode:112 私の決意


 あれから、私達は学園に行き今回の件に対して御礼をされました…逆に私達は、茶山の件で謝罪をしにきたのですが……何と、茶山様のご実家からは謝罪は不要とのことで寧ろ迷惑を掛けたことに謝罪されましたが……学園から離れる時に、レティさんがこの件で訝しんでいました

 …曰わく、まるで厄介者を消した感じがすると…秘書の方もあれからまだ見つからないとの事。

…そして、その後は学園の理事長先生達や生徒会の方が見送りに来てくださいました。……私と紅条様は、目配せをしてそのまま挨拶を交わし、皆さんに別れを告げました……


ー…さようなら…皆さん…虹乃華学園…ー


 そして、私はコウヤさんに何故か謝られました…

寧ろ、謝るのは私の方だと言うと…

「いや…戦闘の時、俺はお前にあのパイロットと知り合いかと聞いただろう…すまなかった…」

私は、気付くと首を横に振りました…

「いいえ…あの状況では仕方ないです。だから、コウヤさんは規則を破ってはいません。」

「……だが」

「それに、私こそ止めていただいたのに、すみませんでした」

その後は、お互いが謝り合戦になってしまい最終的には笑ってこの件を良しとしました。

……私達『無国籍』には規則がありその一つが『無国籍』になる前の事を自分から話すのは良いが、相手から話させるのは禁止されています。後は犯した罪の粗探し…この二つは禁則事項の中でも一番守らないといけない事です。特に後者は特に気を付けなければ行けません…ですが、今回は仕方ないことです。艦長達も、アルさん達も同じように言っていましたし。…私はコウヤさんと少し話すと定番になったのか、甲板に行きました…そして、暫くすると…


「……やっぱり、此処にいたのか…」

「ブラウ君…」

「いや…別に良いが…それより…」

「明日は、まだ何処に行くかは決まってないみたいですね。」

「……は?」

…私は、ブラウ君に振り向いてにっこりと笑うと…


「此からも、宜しくお願いします。」


といいました。ブラウ君は、何も言わずに


「あぁ…宜しくな…」


と私に向かって言ってくれました。……そして、

「さて、私はそろそろ戻ろうと思うのですが、ブラウ君は?」

「俺は、まだいる、」

私は、そうですか…と答えると挨拶をして、部屋に向かって歩き出しました…


ー…ルエストの言っていた事、ユエちゃん達の事…それから…ー


ー…雫さん、おはよう。今日は何して遊びますか?…ー

ー…おねえさま!きょうは、さどうをやりたいです!…ー


ー…碧お姉様の事…他にも色々山積みだけど……ー


…私は、真実を知るために足を一歩踏み出す決意を固めました。


……お母さん、お父さん…紅条様…私は、これからも頑張りますね…。


 そして、私は窓から月を見上げました……

と言うわけで、第五章終わりました。因みに私から見たら今回は第一部完ということになりますが、まだまだ伏線はっているために、次からは第六章及び第二部の始まりですね。……でも、閑話は書きます。なので次の話は閑話からです。それでは。

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