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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
134/220

episode:106 黒き者

今回は、シズクにとって衝撃的な展開になります

…その漆黒は、夜に佇んでいた…


 episode:106 黒き者


 その機体は、茶山様を持ち上げたまま停止していました…。

「…っおい!!貴様!!離せ!!この私を誰だと思っている!?」

 茶山様の言葉には微動だにせずに掴んだままでした

「こんな事を…して!!タダで済むと、思って……やめ……やめろ!!」

 茶山様の言葉に反応しているのか反応していないのか分からなかった機体は、いきなり強く強く握り締めました……私達は、茶山様からだいぶ離れているために下手に動く事ができません……ライフルも、間違えば茶山様にまで当たる……状況は、最悪です…。

「き……貴様ぁ…!!私に…こんな目に遭わせて……真っ当に生きられ……ぐぎぃ……よ…よせ…」

しかし、このままでは茶山様の命が危険に晒されます……


ー…何か…打開策は…!!…ー


 私が、考えを巡らせてコウヤさんに通信を通した直後……


「お久しぶりですわね、お父様。私を覚えていますか。」


…その機体から、女性の鈴を転がす美しく、そして…


…聞き覚えのある、声が聞こえました…


ー…そんな…まさか……ー


「もしかして、私の事を忘れてしまわれたのですか?私は、一度たりとも忘れたことはなかったのに…酷いですわ…お父様」


 声の主は本当に懐かしそうに言っています…久しぶりに会った、親愛の思いを込めた…だけれど今の状況にそぐわない、声色で……そして、茶山様は此方からでも分かる、大変驚かれた声で言いました…


「まさか……碧か……?」

「はい。お久しぶりです。お父様。」


……私は、あの機体に碧お姉様が乗っていたことを認めなくてはいけなくなりました…だけど、


ー…どうして…お姉様が?…ー


私は、訳が分からなくなりました……

今回、登場しました碧様。彼女の来た理由は……?

また次回。

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