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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
132/220

episode:104 信じて下さい

3日ぶりの更新です。すみませんでした

…私は、ソードを握ったまま話しかけた…


 episode:104 信じて下さい


 私達は、まるで向き合うような形になる。

「……息子を……信じて欲しいだと……」

彼の動きが、止まります。私はすかさず

「……はい。そう言いました…勿論、息子さんの冤罪の事ではありません……」

「……では、何を信じろと?…」

 私は、伝わることを祈りながら話しました。

「……『無国籍』になって、戦っている息子さんの事です……きっと、『無国籍』になったのは彼は貴方の為に戦っています。…そして、会社に入った理由や『無国籍』になった理由を考えたら、私はこう思ったんです。…『…自分は、今度は父さんの為に世界を助けよう』って……」

「………っ!!」

「そして、私はこうも思いました……きっと今戦っている息子さんも、仲間がいます。…だから…」

 私は、そこで区切ると

「息子さんは、きっと大切な仲間とともに戦っています。…今度は、其処で頑張っている息子さんの思いや息子さんのいる居場所を信じて下さい……」

「…………」

 私達は、まだ向き合ったままだった…私は、まだ後一つだけ、言ってない事をいいました。

「後、私が貴方に違うと言ったのは復讐の事じゃありません。……どうなってもいいという言葉です。…あれは、私に向けた言葉じゃない…自分に向けた言葉ですよね…?」 

「…そうだ…あの子を取り戻せるなら、私は…命は惜しくない…」


「……私は、違うと思います。…だって…息子さんと貴方はお互い大切に思ってる…もし、貴方がいなくなった事を知ったら息子さんは悲しみます…だから、それだけは私は違うと貴方に言います…」


…私は、話し終えると彼に伝わっている事を信じて目の前の赤い機体を見ました……


今回は、シズクが思った事を伝わるように書きました…大切な人に大切に思われているのに、自分自身をぞんざいに扱う…そんな事をしたら、大切な人が傷付く…それだけはしないで欲しいと言いたかったんです、シズクは。

それでは

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