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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
125/220

episode:97 ダンスパーティー

今回、全てに少女漫画要素

…私とブラウ君は手に手を取り、踊りました。


 episode:97 ダンスパーティー


 私とブラウ君は、紅条様達の様子を見ながらダンスを踊っています。任務でありながら、私はブラウ君と踊っていました。……周りを見回しても、皆さんも思い思いの方達と楽しそうに踊っていました。

私は、ターンをしながらブラウ君の腕の中で笑っていました。……ブラウ君は、少し目を見開き、


……優しく、今まで見たことのない微笑みを浮かべてくれて、

「……楽しいか?」

と聞いてくれました。私は、

「はい……任務なのを忘れそうになるくらい」

そう、答えると

「……そうか…」

そして、今はゆっくり目の曲が流れていて私達は手をお互い重ねるように繋ぎ、ゆったりとリズムに合わせました。ブラウ君が、私の腰に手を回して私もブラウ君に手を回しました。……距離が近くなり、お互いを見ています。……練習を始めた頃は、何故かブラウ君がためらっていましたが今はどうにか平気になったようです。

……私は、こんなに近くに彼がいることに安心と、胸の暖かさと鼓動の早さで苦しくて……だけど喜んでいる自分がいることに気付きました。


ー…彼も、私と同じ気持ちでいて欲しい…ー


ブラウ君は、いつもと変わらない表情で私を見ます…。それが、何故かとてもズルい気がしました。私は、ブラウ君の胸に頭を乗せて、さっきまで思っていた事を反省しました……。


ブラウ君が私の様子を気にしてくれ、声を掛けてくれました。私はブラウ君の胸から顔を離して顔を上げるとブラウ君が心配して少し顔を下げていて私が見上げる形なり……


…今まで、一番近くにブラウ君の顔を見ました…


私は直ぐにブラウ君から少し離れて、ブラウ君は顔を……何故か逸らして…


「悪かった…大丈夫か……?」

「わ…私こそ…すみません…」


私も、気付くと顔を逸らしました…。お互い、そのままでしたが、笑ってしまいました。ブラウ君も私と同じで、苦笑をしました……。


…紅条様も、コウヤさんと踊っていて楽しそうにされていました……。私達は、紅条様達から目を離さずに、休憩をとるために窓辺に行きました。


…私は、ブラウ君にどうして…あんな風に思ったんだろう…


先程の事を考えて、私はワイングラスの炭酸飲料を飲みました…




今回は全てに恋愛要素を入れました!……この二人が自覚するまだまだ長そうです……。それでは。

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