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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
118/220

episode:90 二人の女生徒

今回は、タイトル通りです。

…話を、掛けられました。


 episode:90 二人の女生徒


 さて、私達は今学園にいます。レティさんは屋上でブラウ君は学園裏に。私はと言うと、体育館付近にいます。……因みに、生徒に見つからないようにしているのは前に言ったように混乱を避けるためです。……私は体育館付近の数センチ離れた場所で、生徒達を見ていた所です。……暫くすると、私は少し休もうと、腰を降ろそうとしたところに……


「あれ?アナタ、確かあの時の女の子!?」

「はぁ…少し、音量を下げなさい…」


私は、見つかった事にびっくりして顔を上げるとそこにいたのは、あの時の生徒会のお二人でした。私は、彼女達の言葉に頷きました。

 …一人の、髪を高く二つに纏めた方がやっぱりっ!とおっしゃり、髪を一つに下で纏めた眼鏡を掛けた方が、なるほど…と何かに納得されました。私は、この方達なら見つかっても良いよね。と思うと、


「え~とっ?雫…ちゃんで良いよね?」

「はい、あっ…でも、呼び捨てで良いですよ。」

「じゃ、雫ちゃんで!私は優奈だよ?覚えている?」


…優奈さんは、明るくてにこにこ笑っていて素敵な方だなと思いました。香苗さんは、クールでどちらかというとイナさんを思い出しました。


「なら、私の事は優奈で良いよ!こっちの無愛想は……痛たっ?!!」

「誰が、無愛想かしら?……私は香苗で良いわ。優奈が煩くてごめんなさいね?お仕事中だったのに。」

「さり気に私のせいにしたっ!?この鉄面…痛ぁ!」


……どうやら、このお二人はとても仲が良いみたいです。優奈さんが抗議しているのに香苗さんはどこ吹く風のような涼しい顔をされていました。…その後は、優奈さんと香苗さんと話をしていました。このお二人は幼なじみとの事で御両親も同じ仕事に付かれていることや他にもハロウィン祭の話をすると急な生徒会交代でいろいろとまだ済んでいない事をしないといけないからねと、香苗さんがげんなりした顔をされて優奈さんが疲れきった顔をされていました。……お疲れ様ですお二人共…そして、そろそろお二人が学園に戻ろうとした時でした。


「嫌っ!離して下さい!!貴方とのお話は既に家同士で済まされたではないですか!」

「だから!俺達だけで話そうってば!梓!」


私達は声のした方を見ると、そこにいたのは……

「あっ!あいつ!また梓ちゃんに付きまとってる!懲りないなぁ!」

「……椿会長にまた、報告しないといけないわね…全く…」


……黄院 千鳥様が、あの時紹介された燈樹 梓様と呼ばれた方の腕を掴んでいました…またと言うにはきっと、今までもこういう事があったことが分かりました。だけど、私は黄院様を見て、あの時の門の出来事を思い出しました……

因みにこの二人はモデルがいます。二人とも私のそのゲームの中で好きな子達です。

さて、黄院の行動はいかに。それでは。

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