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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第五章 虹乃華学園編
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episode:88 薔薇の庭園

今回は、シズクの配置場所から

……どうして、こうなりましたか?


 episode:88 薔薇の庭園


 私は、今紅条様の家にある薔薇の庭園にいます。そして、その中央に白い柱が六つ囲むようにまるで、鳥籠のような形をしていて、天井はステンドガラスがはってあります。後は、そこには白いテーブルとイスがあり、道に白い大理石が貼られていました。

そして、薔薇と言うには周りはたくさんの色んな種類の、色んな色をした薔薇が所々にあります。勿論、形、大きさも違いますがそれが丁寧に並べてあります。


…まるで、おとぎの国のようです…


私は、レティさんに指定された場所にいます。今回は此処が私の見張り場所になります。私は、気を引き締めたつつも、やはりこの綺麗な庭園に心を奪われました。そして、小さな青い薔薇に気付き見ていると


「それは、リトル・ドロップス・ローズよ。」


声のする方を見ると、そこにはこの庭園に住んでいると言われても納得してしまう、見覚えのある綺麗な人が、目の前にいました…私は、思わず


「紅……条、様……」

「久し振りね、……雫さん」


そして、紅条様はSPの方の一人をお供にメイドの方に何かを指示しました。そして、紅条様は私を先ほど言った、中央の建物に入りました。……暫くするとメイドの方が、ティーカップとティーポット、そしてスコーンとストロベリージャムを用意して下さり、私をイスに促しました。

私は、遠慮しましたが紅条様がどうしても言われたために分かりましたと言い、一緒のテーブルにつきました。そしてメイドの方が私にスコーンとティーカップを置いて下さり、今は私の目の前には紅条様がいます。……久し振りで、何処かギクシャクしてしまいます。紅条様が、私に声を掛けて下さいました。

「雫さん、久し振りね。元気……だったかしら?と言うのも違うかもしれないけど……」

私は、

「……はい、ありがとうございます。」

と、言う感じです。……何を話せば良いのか私は分からずに紅茶を一口頂き、きっかけになればと思い、この薔薇の庭園について質問をしました。

……紅条様が仰るには、此処は何と150年も前にその当主が薔薇を愛したため、何か残りたいのをきっかけに庭園が出来たとのことです。、よく見ると今いる所も随分年季があり、テーブルとイスは新しくしてありました。暫くいろいろ話をしていると、紅条様が、

「……良かった…貴女とこうして話せて…」


私は、そこで気付きます…紅条様は、私に気を使って下さったことを……私は、慌てて

「すみません、」

「気にしないで……そういえば貴女から聞きたいことはあるかしら?」

紅条様は、首を振り私に尋ねました……私は思えばそこで遠慮をしなければならないのに思わず、


「……学園は、今どんな状況ですか?」


と、尋ねてしまい、直ぐに訂正を入れようとしましたが、紅条様がそれを遮り、話をしてくれました…

……やはり、シズクは気になっていたんですよね。無意識に。紅条様の口から、その後が語られます。

それでは。

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