episode:85 私の事情
…書きました!今回は艦長室にて
…そして、私は今…
episode:85 私の事情
あの後、紅条様達は挨拶を済まされた後に私を見ると、なにも言わずにそのまま車に乗り込まれました。……私は、車を黙って見ていました。
……私達は、早速紅条様や学園の周辺や、交代制で見張りをする事になりました。…紅条様の周りには今日は、コウヤさんとクラウスさんが学園はリチャード君とアルさんとミレーヌさんが。待機はレティさんとブラウくん。そして、私。直接紅条様のお側を守るのは紅条家で雇ったSPの方だと。……
……そして、私は今は艦長室にいます。目の前には艦長だけ…
「……シズク君、君の事は聞いてるけど…任務だから申し訳ないが、仕方ないと思って欲しい。」
「……はい。大丈夫です。…正直驚きましたが…」
……私達の事は、その艦の艦長と後は本部の方が知っています。……だからこそ、改めて艦長は私に聞いたんだと思いました。
「…だけどある程度の融通は利かせられる。……辛いなら、艦にずっと待機でも構わないよ。」
艦長は、いつも通りに話していましたが声には心配の色が見えました。私は首を横に振り、
「……いえ、皆さんと交代制で大丈夫です。」
私は、艦長にそう言うと…艦長がそうかと言って私に交代の事を伝えてくれました。……毎日ではなく三日に変えるとの話でした。これは、艦長が皆さんに言っていた事なので私は返事をすると、退室しました……。
…だけど、この選択で私はまさかああなるなんて思いもしませんでした…
と言うわけで、今回は艦長と話しました。…これからどうなっていくのかは、いずれ。それでは。




