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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第四章 サハラ共和国編
102/220

episode:82 急転

今回は後半が別視点となっています。

…そして、私達に起こったことを話すと…


 episode:82 急転


 「……で、お前達は本拠地で脱走するためにそんな危険なことをしたと…」

お分かり、頂けただろうか?今、私達二人は正座をさせられています…。そして、次に来た言葉は…

「しかも、オルコットとそんな無茶な戦いで、幸いあまり怪我は無かったものの、ギリギリだったと…」

…はい、私とブラウ君は正座状態でアルさんに静かに怒られていました。…怒鳴りつけるわけでもなく、静かな、怒りでした…。私達は素直に謝りました…。レティさんとクラウスさんは青ざめて、頭を抱えていました…。……暫くアルさんのお説教が終わりました。……そして、正座をしていたためよろけてしまいました…。レティさんは、

「奇跡的に、何事もなくて良かったわ。」

クラウスさんは、

「あんまり無茶はするんじゃない。特にシズク」 

……名指しで言われてしまいました…。私達はもう一度謝るとアルさんが頭を撫でて、

「……国籍は無いが俺達は人間だ。たった一つの命を、無駄にするな。」

そう言うと、アルさんは撫でるのをやめました。

…アルさんの言葉を理解して、反省しました。

私達は、今はブルー レジスタンスに乗りそろそろ補給を終える頃に艦長から直々に任務があることを伝えられました。……その任務とは、

「……え?」

私は、艦長の言葉に耳を疑いました。艦長はもう一度私達に言いました。


ー…反政府組織がある特定の場所に攻撃を仕掛けるとのことで、私達がその護衛のために派遣されるとのことでした…そしてそこは、要人や政治家が集まる…いえ、その可能性を持った方がいる場所に攻撃を仕掛けるというもの…ー

そして、その場所と名前は…


ー…日本、そして東京都にある、海に近い虹乃浜市…そしてその場所は、『私立虹乃華学園』…ー


……私が、無人島に来る前に通っていた学園の名前だった……



……………………………………………………………


「お嬢様、そろそろお時間です。」

「そう、ありがとう。所で……」

「あ、それでしたら……」

「ありがとう。燈樹 梓さん。」

「後、これを………」

「…すみません、灰沢 響先生」

…これで、準備は整った…後は、

私は、此処にいる二人に目線を合わせる。今私達は私の部屋で、証拠とあるもので打ち合わせをしている…此処にいる二人は実際に一番被害を受けた女性達だ……。私は今度こそあの時のようにならないように彼女達の家に許可を貰って保護している。

……そして、全てを揃えて私達は明日、決着をつける……

「……では、紅条様、明日は全てを……」

「…えぇ…」

「…明日…ですね…」

……私達は、明日決着をつけるために、今いる……

私は、自分が守ることが出来なかった二人の人を思いながら話し合いを始めた……


……彼らは、後悔するだろう。己の愚かしさを知って……


私、紅条 椿は密かに明日のことに想いを馳せた…


此処からは、学園編になります。そしてシズクにとって最大の壁が立ちはだかる予定です。別名乙女ゲーム編。なので、今までよりもロボ描写が少なくなる予定です。……やっとタイトル通りになります。此処からどう絡むのかはまた。 次回は閑話挟み学園編スタートの予定です

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