表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
楓の日記  作者: 苺ジャム
9/12

大変なのでございます!

長月 三十日


昨日、友親さまがお帰りになられて私に凄い事をお話しをされました。

それは、あのお姉さまが鷹明様と婚儀をされたと言うのです。

私は本当に信じられません!そして、咲さんも康紀様からお聞きになったらしくて真実を確かめに今日、鷹明様のお屋敷に参りましたの。

すると、お姉さまは鷹明様の事を「旦那様」と仰っているではありませんか!!

後から咲さんと康紀様がお見えになられて、私達と同じように信じられないものを見るようでした。

友親さまがお姉さまに「いつ?婚儀をされたのか。」とお聞きになられました。

すると、「知らない。いつのまにか婚儀をしていました。」と仰いました。

私達は声も出ず・・・・何て言えば良いのか分かりませんでしたわ。

そして、咲さんも驚かれていた様子でした。

それにしても・・・・お姉さま。私と咲さんに黙っておられて水臭いですわ。私、悲しい。


でも、お姉さま。婚儀をされてからはしおらしくされておられました。

私と友親さまの婚儀後も同じだったのでしょうか?キャー!恥ずかしいですわ~~~

でも、でも・・・・何か変だったように思います。だって、いつものお姉さまではなかったですの。

咲さんは何も仰らなかったけど。



そして、友親さまと康紀様は「お姉さまとの婚儀」について鷹明様の所へ聞きに行かれました。

詳しく話しをされたそうです。

何故か?お姉さまは塀に上がられておいでだったそうです。そして、そこから落ちられたようです。

でも、何故、塀の上なんかにおられたのでしょうか?不思議ですわ。何かあったので御座いましょうね。そして、その時から御病気になられたと聞きました。

お姉さま・・・・お可哀想ですわ!

もしかすると・・・・・いいえ!そのような事は御座いません!でも、もしも・・・月からお迎えが来ていたとしたら・・・・・私の考え過ぎですわよね。お姉さま!


また、御病気のお見舞いに行きたいと思います。「また、」ではなく毎日でもお伺いしたいですわ!


今度、伺わせて頂く時は何をお持ちすれば喜んで頂けるのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ