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2、人間界デビュー! (その1)

無事に人間界デビューを果たしたアリス

そんなアリスに魔の手が、、、、?


魔王の妹、人間界へ行く!

もうどれくらい飛んだだろうか?

アリスは方角もわからないまま彷徨っていた。

空はいつの間にか夜明けに差し掛かかる。

お腹がグゥーと文句をつける。

「はぁ、お腹すいたぁお腹すいたぁ。」

アリスは長時間の飛行で極度に疲れていた。

ふと、下に目をやると少し広めの公園がある。


「ちょうどいい場所はっけ〜ん」


アリスは急降下して公園に降り立った。

見回すと、街灯がいくつかと、ブランコやシーソー、滑り台などが設置されているごく普通の公園だ。

アリスは近くのベンチにリュックを置き、自分も腰をかける。


「おっべんと〜う! お弁当〜」


愉快に口ずさみながらリュックから弁当を取り出して膝に乗せた。


「それじゃ! いっただっきま〜す!」


わくわくしながら弁当の蓋を開けた。


「あーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


絶句した。

それもその筈、長時間の揺れの激しい飛行のより弁当の中身はぐちゃぐちゃになっていたのだ。


「そんなぁ〜 折角、ドーズが作ってくれたのに〜」


と自分の失態を恥じながらアリスは「うまい、うまい、」と箸を進めた。


無我夢中で弁当を食べていると、いつの間にか時計の針は4時を指し示していた。


「ごちそうさまでした〜!」


食べ終えたアリスは満足げに弁当箱をリュックへ閉まう。

さて、次はどうしようかと迷っているアリスの眼を公園の遊具が捕えた。

すぐに(遊びたい!)と思った。

魔界にも同じ様な遊具はあるが、いかんせんアリスは王女という立場。

公園で遊ぶどころか、同年代の友達と遊ぶことも経験が無い。

強いて言うのならドーズと遊ぶくらい。

だが、此処は人間界。今の彼女を咎める者も阻む者もいない。


(折角人間界に来たんだから、ハメを外して遊んだって誰も文句言わないよね!)


羽を体内にしまい。ツノが見えない様に帽子を深く被って遊具のある方へ走り出した。


(滑り台!私、1度公園の滑り台を滑ってみたかったんだ〜)


アリスはジャンプして滑り台の上部に行き、座ってそのまま滑った。


「ヒャッホーーー!」


(楽しい! 公園の滑り台ってこんなに楽しいんだ!)


アリスは何回も何回も滑ってはまた滑りを繰り返した。

滑って、また滑って、またまた滑って。

飽きるという言葉はなかった。

だが、時間はそれを許容しない。

次を考える。


(次はどの遊具にしよう? ブランコかな シーソーかな、、、、シーソーは1人じゃ無理か。)


滑り台の頂上で遊具を見つめながら、悩んでいる時。


「君〜、こんな時間に何してるの?」


誰かが声を掛けてきた。


       (人間だ!!!!)






お手に取っていただき有難う御座います。

頑張るど。

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