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世界最強の剣銃士が異世界に飛ばされ最弱になった場合  作者: 白浜 弘毅
兎だって牙を剝く
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新たな冒険

人は新しいものが好きだというわりには意見などだと皆反対する。

新しいことは良い事かもしれないという期待よりこれに変わったらという固定概念が、不安があるのかも知れない。


俺は親の名も顔も知らない。幼い頃の記憶は曖昧だが、嫌な思い出は忘れたくても忘れられなかった。

怒鳴られ蹴られ、後一歩で奴隷になりそうなほどだった。

学校でもいじめや搾取などがあり、誰にも相談できないまま日々を過ごした。

だが、ここまでは()()()()()()()のだ。

成績も良くなかった俺はとうとう捨てられたのだ。この世界は無数のモンスターがひしめき、弱肉強食という理だけが支配していた。

()()()()()俺はここまで来れたのかも知れない。

皆学校でも派手な技や応用ばかり練習していたが、俺は基礎を堅実に練習していた。それに捨てられたからこそ、モンスターと戦い、経験を積むことが出来たのだ。

そして俺は最強と呼ばれるようになった。しかしそれで周囲の者からの扱いが変わった訳でもなかった。

罵倒され続けた。別に俺は最強と呼ばれるようになっても努力し続けたし、自分の能力を過信することもなかったのだが...。

そんな事をしてる時に悲劇が起きた。それは、村の周辺を散策していた時。

「何故ここに爆砕龍ココギギルスが居るんだ...」

そんな情報は無かったし背後から隙をつかれたため俺は攻撃を防ぎきれなかった。

しかし不思議なことに攻撃が当たった瞬間突如として周りが光ったのである。

「な、どういうことだ」

そして気絶してしまったらしい。

「一体何が...」

起きると辺り一面森に囲まれていた。

「これは夢なのか?」

夢のわりにはとても現実的だ。

試しに石を触ってみたがこの感触は夢ではない。

「ここはどこだ。一見、元の世界のようだが、よく確認するとこの樹も植物も始めて見るな」

俺は何らかの拍子に他の世界に飛ばされたらしい。

だが他の世界といえど己の進むべき道に迷いは無い。努力して工夫し尽してやる。



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