★☆登場人物紹介☆★【2/2 更新】
◆遠見ルカ(15歳→16歳で聖都を出立。)
父は日本人・母はイタリア人というダブルだが、見た目が日本人100%な黒髪で黒瞳の姿であり、そこをコンプレックスに思っている。
異世界に転生し、そこを治める神様に救世主《メシア》へと選ばれる。
◆パウロ(ルカの相棒)
母猫からはぐれて迷子になっていた所を神様に捕まり、ルカが聖都を出立する日に大きな樹の下で再会した神様に「よろしく」と託される。
甘えん坊の女の子で、黒いコウモリ猫である。
旅の途中でマルスの樹の実を食べてケットシーへと進化し、新たな種族の始祖となる。
一人称は「ワタチ」。
◆リリア
同じ麓の村に住む村人に裏切られ、神聖なるボポラ山に突然住み着きだしたヒュドラの生贄に差し出されてしまうが、ルカによって助け出される。
居心地の悪くなった村を出たいが為に、怪しまれない様に便宜上としてルカと結婚し、妻となって共に旅をする様になる。
しかし段々とルカの事を本当に好きになっていく半面、ルカがついつい目を向けてしまう大人の女性と違って自分の体などがまだ子供であるという事への不安や自身への自信の無さから嫉妬深くなっていく。
◆アダム(パウロの眷属)
男の子のネコ種で、体色は茶トラであり地球でのイエネコそっくりな姿をしている。
風の精霊王の祝福を受けており、自身のもつ風属性の魔力の影響によって目は淡い萌黄色をしている。
神聖なるボポラ山で初めて出会い、陽気な性格である。
空駆り族《ティエルディオ》と呼ばれる種族であり、一人称は「私」。
◆イブ(パウロの眷属)
女の子のネコ種で、体色は白であり地球でのイエネコそっくりな姿をしている。
風の精霊王の祝福を受けており、自身のもつ風属性の魔力の影響によって目は淡い萌黄色をしている。
神聖なるボポラ山で初めて出会い、いつの間にか皆のお母さん的役割になっている。
空駆り族《ティエルディオ》と呼ばれる種族であり、一人称は「私」。
◆ピエトロ(パウロの眷属)
男の子のネコ種で、体色は少し濃いセルリアンブルー色のキジトラ。
水の精霊王の祝福を受けており、自身のもつ水属性の魔力の影響によって体色と同じ色のキレイな目をしている。
オズリックへ向かっている途中の山の中にて、空腹でよろよろと倒れそうになっている所を出会う。
水属性の祝福を受けている為に基本的には狩りの場は川で魚を捕る種族なので、地球でいうところの『スナドリネコ』の様な姿で、尻尾が短くて耳も小さく丸い顔をしている。
アンドレアとは同じ日に生まれた血を分けた兄弟だが、幼き日の狩りの練習中での失敗から水が苦手。
ルカは期せずして『石』の意味をもつ「ピエトロ」という名前をつけてしまう。
漁り族《ピスカート》と呼ばれる種族であり、一人称は「僕」。
◆アンドレア(パウロの眷属)
男の子のネコ種で、兄弟のピエトロより魔力が弱いが為に体色は淡いターコイズブルーっぽい色のキジトラ。
水の精霊王の祝福を受けており、自身のもつ水属性の魔力の影響によって体色と同じ色のキレイな目をしている。
オズリックへ向かっている途中の山の中にて、兄弟のピエトロを探している途中でうっかりとルカ達のテントの傍で寝てしまってるところを発見される。
ピエトロよりも魔力は少なくとも、泳ぎが得意という種族特性はアンドレアの方が色濃い。
漁り族《ピスカート》と呼ばれる種族であり、一人称は「おいら」。
◆シモーネ(ルカの影響下にはあるが…?)
元はホレイショーの街で出会った「アージェ」と言う名前のハーフエルフの男の子。
邪神の呪いにかかって苦しんでいたところを発見し、ルカが自らの聖なる魔力を注いで助けたが……その所為でネコの姿へと変貌してしまった。
過去の記憶が消えてしまい、記憶の石が弾け飛んだことにより過去を拒んでいるらしい(?)
色々あって新しく子猫に生まれ変わってしまったアージェには頼る人が居ないと知る。
ルカは自分が原因でもあるからと責任を感じ、育てる為に共に旅に連れて行くことにした。
まだ猫語、しかも子猫なので幼児の様におぼつかない言葉しか喋れない。
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