ダンボールな彼女との出会い①
話考えるのは難しいです。
俺はダンボールにはいっている少女に声をかけた。
「えっと・・・その~~。だ、大丈夫か?」
「全然大丈夫じゃないよ!」
俺こと早乙女 潤はとある日の学校帰り運命の出会いをすることとなった。
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「おーい潤。この前のさあ・・・」
俺は友達と学校で話していた。
よくある世間話だったり、先生の愚痴だったりといったたわいのない会話だが時間をつぶすのにもってこいである。
まあほとんど聞き流しだが。
「おい、聞いてんのか潤」
「すまんすまん聞いてなかった」
「ひどっ!まあいいけどさ」
ひどいと言いながらもコロッと切り替える、なかなか図太い精神を持つ友人である。
「でさあ、あの噂潤はどう思う?」
「何の噂だ?」
「この周辺に化け物が出るって言う噂」
「ああそれか」
化け物が出る噂。最近学校で出回っている噂だ。
なんでも化け物みたいなものが学校の周辺をあるいていたとかそんな感じの噂だ。
「なんでもまた化け物を見たってやつが出たらしいんだよ」
「ふ~ん。でもそんなの所詮噂に過ぎないだろ」
噂は所詮噂でしかない。そんなの本当にいたらこの辺に死人か何か出ていると思うし。
「そんなもんかなあ~。あ、でも一応気をつけておけよ、もしかしたら本当に出るかもしれないし」
「へいへい」
適当に返事を返しておく。
そこで噂についての話は終わりべつの話へと話題はかわっていた。
そんなこんなで時間は時間が過ぎていき時間は放課後となっていた。
「さて、帰りますか」
俺は読んでいた本を置き帰る準備をはじめ、学校をでた。
「にしても化け物かあ」
帰り道。俺は学校で話をしていた化け物についての噂を思い出していた。
「化け物が出るとしてどんなのが出るんだろうか」
噂を信じていないといっても、そういうのに興味がない訳ではないのだ。
「まあそんなの考えても仕方がないか」
考えても仕方がない。どうせ噂なのだし。
とりあえず家に帰ろうと思い。俺はまた歩き始めた。