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孤児院開始

これは夢だろうか、周りには顔こそ見えないけど小さな子供達が俺のズボンで引っ張りあっていた、俺はこの光景を見て微笑んでいる。


正夢だったら、いいのにな。


「……っ!」


不意に目が覚めた、起き上がると布団がかけられていて頭から冷たい物が落ちた。


「これは何だ?」


冷たい物を触った、しかし何も起きなかった。ひんやりしていてまるで熱を冷やすためにあるようだった。


「あ、起きられましたか?」


すると扉から女性が現れた、手に持ってるのは桶だ、となるとこの冷たい物の入れ替えだろう。

俺、風邪引いたかな?


「ここ数日うなされていたみたいでしたので、良かったです」


なるほど、つまりこの人にとっては俺が悪夢を見た訳か、いい夢だと思ったのによう。


「改めまして、私は孤児院の事務を担当する者です」


「あれ?名前は?」


肝心な名前を聞けずに首をかしげていた、しかしその女性はにこやかな笑顔で。


「では、仕事に入りましょう」


「え、ちょっ、もう孤児院始まってるの!?」


こうして俺は説明もされずに孤児院を始めることとなった。

上手くやれるかな?


※※


名前が聞けなかったので事務のお姉さん、略してじむねぇは孤児院の間取りと配置を教えてもらった。


「では、私は裏へ回りますので」


笑顔のままじむねぇはどこかへ消えてしまった、あれ?彼女幽霊ではないよね?


「さて、どうしますか」


転生したてだし、やること聞いたとしてもまず子供いないしな。


「確か、説明した話によると」


『この孤児院ではガス、水道、電気が通っており、食料などは定期的にやってきますのでお金の面は安心してください。あなたのするべきことは子供たちを集めて育てることです』


「これが、異世界あるあるなのか?」


もちろん違う、しかし俺にとってはもし働けなければここで一生過ごせるということだ。


「ここが孤児院だということを知らせておこう」


そう決めた俺は机に何故か置いてあった紙とペンを持ち、書いた。それをドアに貼り付けておいて、俺は昼寝をするたまに先程のベッドに行ったのだった。


『どんな子供でも引き取ります』


これが原因でとある子供まで連れてこられたのだが、これは後の話。

修正はいりました!


さて、これで一応満足

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