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社畜からの転生

午前零時、また日付が変わってしまった。

会社で上司からの厚い資料に集中していたら、こんな時間だった、そもそもこの会社には鳩時計というのが存在している。今どき古い時計だが、これがなかなか精神にくる。


ここで至極面倒だが、俺の紹介をしたいと思う。


俺の名前は神凪健人(かみなぎはやと)だ、かみなぎという珍しい読み方した苗字だけど、俺の田舎では普通だった。ちなみに間違えてかんなぎと呼ばれているけど気にしていない。


何で説明しているか、俺の今の精神がいかれてるからだ、終電逃すは鍵掛けられるは、ともう死にたい。


『窓から飛び降りますか?』


幻聴までもが聞こえてきやがる、この社畜人生終わらせたいぜ。


『なら終わらせましょう』


ふいに目の前が真っ暗になり、意識が飛んでしまっていた、俺は最期に思った、願う事なら豊かな土地で過ごしたいと。


※※※※



「初めまして、あなたの担当になりました女神です。」


当たりは真っ白に覆われていた、右を見ても白、左を見ても白、ただ目の前に不思議な格好をした女性がいる。先程聞いた女神だろう、そんな事はどうでもいいが。


「では、あなたに与えられる能力はこちらです」


決められた能力を確認した。


『料理スキルMAX

奴隷スキル??

ハーレム形成スキル

ステータスオーバー

女性(や子供)に好かれる』


などとよく分からない項目もあるが、ゆったりと出来るのだろう。ファンタジー系の小説を読んでない為に何が何だか分からない、その為に何でも良かったのだ。


「了承していただきましたね、あなたには孤児院の経営をしていただきます」


これもどうでもよかった、でも生き返るなら孤児院みたいなとこでゆっくり自分なりに育てたかったのだ。


「最後にあなたはその姿のまま不老不死とします、一生孤児院で過ごしてくださいね?」


不死にならないと聞いて俺は少し驚いたが、何だっていいか。


「では、よい人生をお過ごしください」


また目の前が白く輝いた、俺の精神は相変わらず何も変わらない。

しかし、俺はここで気づくべきだった。女神がくれたこの能力は俺にとって充分すぎるほど役に立ちすぎることに。


ここから始まるのは社畜だった俺はこの世界で有名な孤児院の院長となり異世界最強の男になる、段階までのお話である。

頑張りますた

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