表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

2

 静岡文学マルシェが開幕する。序盤はお客様もあまり多くなかったので、わたしはXでの相互フォロワーさんたちのブースに遊びに行く。1人1人のブースに行き、Xのポストで事前にチェックしていた作品を購入した。それからは通りかかって気になった作品も手に取り、購入する。タイムラインで見かけていた方が多く、この機会に新しくXでたくさんの方と繋がることができて嬉しかった。

 文学フリマ東京40にて2時間で完売した『ニューヨーク恥かき旅』と静岡文学マルシェで新しく販売した『トロント恥かき旅』は、開場から2時間で完売してしまう。5冊程度用意していたけれど、もう少し多めに用意しておいても良かったかなと考えた。また静岡文学マルシェでは小説もどんどん売れていった。『ケセラセラ』シリーズはラスト1冊ずつとなり、新刊『ノニサクハナ』も完売する。意外なことに小説3冊セットは8個中2個しか売れなかった(文学フリマ東京40では8個中6個売れた)。静岡のお客様はセット買いというよりは個別買いする方が多いのだろうと思う。

 地域密着型イベントなのでお客様は地元の年配の方が多く、ゆったりと落ち着いた雰囲気だった。こぢんまりしたイベントでブースを見てまわりやすく、出店者さんとお話しやすかったのも良い。来年もやりますとアナウンスされ、わたしはぜひ来年も参加したいと思った。


 わたしは翌日仕事があるのと、新幹線の関係もあり16時30分に撤収した。イベント後の打ち上げも仕事の関係で見送ったけれど、参加したかったなと思う。残った商品と使った道具と買った本たちをキャリーケースに詰め、会場を後にした。それから歩いて静岡駅に向かう。

 新幹線の出発時間まで余裕があったので、翌日職場に持って行くお土産を購入した。せっかく静岡に来たということで、ちびまる子ちゃんの豆菓子が個包装されたお土産を選ぶ。最初から個包装されたお土産の方が渡しやすいと考えたからだ。

 新幹線で京都駅に向かい、京都駅からはタクシーで帰宅する。帰宅してから荷解きをした。家に着くまでが遠足だと言うけれど、わたしにとっては家に着くまでが静岡文学マルシェだったのだ。あー楽しかったなと静岡文学マルシェの余韻に浸りながらわたしは眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ