第二十四章77 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト1】77/第08班/【実家へ里帰り】08
【芳一】は突然の【隼人】の【プロポーズ】と言う言葉に目をぱちくりさせた。
【隼人】と言えば、自分の姪っ子達と同年代の男子だ。
【芳一】の結婚もまだなのに、姪っ子と同年代の子がプロポーズをするという事に少なからず動揺した。
【芳一】は、
(え?
ぷ、プロポーズって結婚するって事だよね?
【隼人君】が?
え?
もう?
早くない?
もう、そんな歳なの?)
と思った。
何だか時代に置いて行かれた様な衝撃だった。
一気に追い越された気分だった。
何はともあれめでたい話でもある。
【芳一】は、
「そっか・・・結婚すんのか・・・
それで相手は?
やっぱり、【詩遊ちゃん(【芳一】の姪で【徳太】の長女)】と?」
と聞いた。
【隼人】は、
「アホ・・・
いつの話をしとんねん・・・
んなもん、とっくに別れたわ。
その・・・妹の方や・・・」
と顔を真っ赤にして言った。
【芳一】は、
「妹って・・・
え?
妹って、まさか、【瑞紀ちゃん(【芳一】の姪で【徳太】の次女)】の事?
あの子、歳いくつだっけ?
結婚出来る歳なんだっけ?」
と言った。
「アホっ。
女の歳、聞くな」
「いやいやいや・・・ちょっと待って」
「歳の話やない。
プロポーズの言葉の相談や。
おっさん、物書きやろ?
なんかえぇネタ無いかと思て相談したんや。
おっさん、食うからにはええ案だせよ」
「えぇぇぇぇ?
兄貴は知ってるのか、この話?」
「お父さんにはまだ言える訳ないやろが」
「お父さんって早い早い早い・・・」
と言う感じで、【隼人】の相談を受けたのだった。
【芳一】が人間界を離れて居る間も、時は進んでいる。
それを実感した【里帰り】だった。
13体の【芳一】。
一番充実したのはこの【第08班】の【芳一】の様だ。




