第二十四章64 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト1】64/第04班/【第6覇王/シクス・オーバーロード神殿】の招待10
【芳一】は、恐る恐るではあるものの、
【イエロー・ヨングダーメ】、
【ブラック・マドモアゼル】、
【ブラウン・セニョリータ】、
【ゴールド・フロイライン】、
の4名の変身体験を見守る事にした。
【アンドレア】は、
『では皆さん、どの様な変身を希望されますか?
適正などもありますが、ご希望があればうかがいますが』
と言ったので4名はそれぞれ答えた。
内容については割愛するが、全員やはり美しくなって【芳一】に特別に思ってもらいたいと言うのが本音の様だ。
全く、【芳一】と言う男は罪作りな男である。
やはり、【フェアリア】や【ヴィナフェリア】クラスの超絶美女が【芳一】の妻の中に居ると言う事は妻としての格付け、優劣が出てしまうと彼女達は脅迫観念を持っている様だ。
その辺りのマインドケアなども含めて、色々チェックしたりする。
彼女達が【変身】するのは、【動塊】の【ヒューマンタイプ】であり、美しさをカスタマイズして、姿形を変え、異性を魅了する【スァヴァ】と言う存在だった。
これは【魅了】に特化したものであり、ランクに限らず戦闘力はほぼ無いと言える。
つまり、これに変身出来たからと言って強くなる事は決して無く、むしろ変身している状態では戦闘力は極端に弱くなっていると言っても過言ではない。
それでも、変身を選択するのは【戦闘力】は【戦闘力】でも【バトル】では無く、【ラブ】の方・・・
【恋愛戦闘力】をあげるためである。
全員仲良しこよし【妻】になった訳ではない。
妻の中で1番に・・・
【芳一】にとっての1番になりたいと言う気持ちはある。
だから、美しさに特化した変身であれば例え弱くなるとしても手に入れたい。
そんな乙女心から来るものだったのだが・・・
肝心の【芳一】は、
(全く理解出来ん・・・
何が良くてこんな事を選択するのだろうか?)
と思っていた。
彼女達にとっては残念ながら、【芳一】は極度の恋愛音痴である。
女の子達が好きな相手に好かれたいから選択した事を理解出来るほど、恋愛に精通出来る訳ではない。
【芳一】の脳は【恋愛】で出来ていない。
ほとんどが【夢】で出来ている。
【恋愛】よりも【夢】を優先するからこそ、今まで恋愛で成就したと言う試しが無かったのだ。
それを、
【イエロー・ヨングダーメ】、
【ブラック・マドモアゼル】、
【ブラウン・セニョリータ】、
【ゴールド・フロイライン】、
の4名もちゃんと理解していない。
からめ手はほぼ通用しない。
【芳一】には直接、恋愛で攻める方が効果的なのだ。
男女の微妙なやりとりなど徒労に終わることが多いと言う事だ。




